ぬくぬくの蒲団を出でて明けぬ空星を仰いで援農に行く
援農に集まりし友歳みれば俗に言うなり高齢者とか
二反部のハウスにしゃがみ苗を植ゆ手先軽やか腰は難儀す
ミニトマト定植終えて内股の痛き数日ハウス忘れず
ぬくぬくの蒲団を出でて明けぬ空星を仰いで援農に行く
援農に集まりし友歳みれば俗に言うなり高齢者とか
二反部のハウスにしゃがみ苗を植ゆ手先軽やか腰は難儀す
ミニトマト定植終えて内股の痛き数日ハウス忘れず
草山のふもとを綺麗にしたら斜面のままではもったいない。生育不良の苗木に客土もしたいし斜面も生かしたい。そこで溝を作ることにした。作業は、このように泥縄式で回っていく。
斜度約40度、長さ7mほどの溝を削って滑り台に仕立てた。竹の生えていた斜面だから地下茎が隠れており削り難い事、甚だしかったけれど、幼児が尻で滑り降りる幅は確保できた。
3歳未満児には傾斜が急すぎるように思えるが、別の地形で滑っているご常連さんには活動範囲に入るだろう…の判断である。
そうであってもなくても、小生が指導する訳でもないから、指導者や親の判断に委ねればよい。小生はあくまでもフイールドを整備する側で「余禄に一つ」という関わりなのである。
削り取った土は周囲の生育不良の苗木に客土した。植栽して4年目だが、地中は瓦の破片だらけで生育不良が甚だしい。周囲に土を集めることで育ってくれれば言うことはないのだ。焼け石に水というのは重々承知…。
界隈は山師に変わったバッジかな 小判頂
一腐治二鷹派三すぼみ 正夢
危機突出無い格・ヤベェ政見 古老
酒精無き年酒に酔う歌舞伎もん 流行りもん
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奴さんケンケンどちらも上手なり イソップ物語
降雨の後はシイタケが出てくる。ホダ木の寿命は来ているのだけれど、何本かはまだ発生させる。
菌駒は同じ生産者から購入したものだが、品種が異なると見えて、打った年の違いでシイタケの形状が微妙に異なる。比較的原木の新しいのは丸みを帯びて肉厚のシイタケで色も濃い。
原木の古そうなものからは色合いの薄い傘もすっきりした感じのシイタケが発生している。見た目はそうでも食べるときはごちゃまぜで、どっちでも好いのだけれど、商品となると「見栄え」も大切なのだろう。
ニュースで農林水産大臣賞を取った「1キロ3万円」とかの干しシイタケを紹介していたが、ハート形だった。努力は理解できるけれど、美味しさの評価ではなく飾り物の視点、なんとも複雑…。
薄化粧角を隠して錦帯裳裾黄金の富士は白無垢
大掃除古きテープのカンツォーネ聴けば妖しき六十路の胸は
大掃除するほどもなき寝たままで手は届きたる仮設の庵
冬至過ぐ米一粒と祖母の言う日差しの伸びは明けて知るなり
クヌギの木には枯葉が落ちずについているが、その陰にビナンカズラが熟している。鳥たちの目につきやすい位置の実は外されているのもあるけれど、鳥が食べたのか熟して落下したのかは判らない 。
庭にも鳥が落とした糞から発芽し、実をつけるまでに成長したビナンカズラがあったが、蔓を伸ばして乱れるので切り取ってしまった。剪定しながら低く仕立てる方法もあるのだが、そこまで手を加える趣味もない。
山のビナンカズラで、刈り残ったのはたくましく育って目を楽しませてくれるけれど、小鳥たちには越冬用の食料なのだ。そちらは別にしても、低い日差しを受け輝く実は美しい。
昔は整髪料として利用したという話も聞くが、スキンヘッドの小生には用はない。年の功とでもいうのか「禿げ頭」というより「スキンヘッド」と伝えたほうが前衛的である。小生の脳味噌はまだまだ成長中のようだ。