トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

突端の刈り払い

2015-07-22 | 今日は真面目に
 刈り払い作業は五月以来の久しぶりだ。隣沢の取水堰が破壊されたから、水辺の持続力を高める作業を優先した結果だけれど、刈り払いの必要個所はどこも伸び放題だ。
 この突端部も既に伸びたのは胸の高さまである。いわゆる広葉雑掌やイネ科の一年草などは伸び過ぎても支障はないのだがアズマネザサの再萌芽が続いているから、多少でも抑制しておかないとネザサの藪になるし、そうでなくても近い将来の植樹に差支える。
 とは言うものの本日の最高気温は35℃に迫った。こんな日は刈り払ってお終いとする。猪の掘り起こしに遭わないためにも刈り草の場外持ち出しまで済ませたいのだが、理想など気温の前に何の価値も無い。
  作業前         作業後

ハナイカダの実

2015-07-21 | 何よりの楽しみ
 棚田への途中にハナイカダの株がある。おりおりに開花や結実を楽しんでいたが食してみる事は無かった。この日、通りすがりに覗いたら黒くなった果実がついている。「食する事が出来る」と言うおぼろげな記憶を頼りに口に入れてみた。
 楽しみで口に入れたのだが結果は散々、少しも美味しくない。まだ赤い実を食すれば違った結果があったのかもしれないけれど二度目は無い無味加減だった。とは言え変な味のコウゾの実よりは無難だった。

            赤い実もコウゾばかりは味変々

7月定例会

2015-07-21 | 月例会
2015/07/19(日)9:30~13:00
 会員 12名
 活動 午前 1 棚田の獣害対策(防護柵の結索)と畦の刈り払い
        2 ヒラタケホダ木の本伏せ
     午後 自主活動:工作材料取り・畑手入れ等
 梅雨が明け最高気温33℃を上回った。ツクツクホーシも鳴きはじめて蝉の季節の到来でもある。棚田の防護柵は今期は金属製にした。昨年度は孟宗竹で裾を押さえたネットが突破され全滅した事で変更したのである。水稲の生育状況は良好とは言えなく、まだ出穂はおろか背丈も低い。そのうえ葉が赤さびの様になって結構な被害が出ている。捨て作りだから追肥も農薬の散布もしないので稔りはどの程度になるか予想は出来ない。
 食事前にヒラタケのホダ木を本伏せしようとしたのだが根に阻まれ地面に埋め込めない。土を被せて本伏せとする。
 防護柵の設置    法面刈り払い    ホダ木本伏せ

目的に適っていても…

2015-07-20 | 小人閑居して憮然
 日参フイールドばかりでは家の周りが茫々と成り過ぎる。気温34℃超えの二日間は刈り払いでなく手草取りでやり過ごした。午前午後と頑張れば1日で済む草取りだが茫々の草はしぶとい。
 風呂場の椅子を持ち出し草取り進行中、養成中の食草食樹の鉢植えを移動させて気が付いたものはアゲハの幼虫だった。5月、S先生から譲ってもらったキハダの実生苗、その頃は15㎝程度だったのが、鉢替えを何度かして現在40㎝まで育った。野に降ろしても良い大きさだけれど迷いがある。
 その3本の中の一番小さい苗に三匹の幼虫がいる。もともと食樹として育成しているから理に適っているのだが憮然としてしまった。
 こんなことにならないようミツバは芝生状態で繁茂させているしフェンネルだって植えこんで誘っているが、どういう訳かこれらは後回しだ。鉢植えのスダチにもキアゲハが次々と産卵するから、これもキアゲハの幼虫だろうと思ったけれど「いっぱいあるのを食べなさい!」と言っても何時も小言は無駄になっていく…。1ブロック離れればミカン畑もあるのだが、食樹であっても生存空間にはならないしため息ものだ。その渦中での疑問「キアゲハだろうか・・・」。
             

ヒグラシが鳴いた

2015-07-19 | 感じるままの回り道
 未明にヒグラシの鳴き声が聞こえた。今季、初聞きである。クマゼミとアブラゼミは11号台風の去った17日に聞いたが、それより10日ほど早くニイニイゼミを聞いた。ニイニイゼミの初聞きなのだが当地での「初鳴き観測日」は小生より4日ほど早かった。
 まあ、場所にもよるし眼の色変えて耳をそばだてている訳でもないから観測日で張り合う理由も無し。全ては成り行きだ。ヒグラシやクマゼミ、ミンミンゼミなどは聞き間違うことは無いと思うが、17日に入り混じって鳴く喧噪のなかで「さて、アブラゼミとニイニイゼミの区別は?」と一瞬戸惑ってしまった。聞き流してきた結果か耄碌の兆候か神仏のみが知る…。

現場では三種

2015-07-19 | 小父のお隣さん
 食草園のクルミにカナブンやクワガタが群れている。クヌギやヤナギならまだしもクルミの支柱のロープに群がっているのだ。カナブンなのかコガネなのか判然としない甲虫にまじりクワガタ大中小と、体長が異なる3種4匹がいるではないか。そのまま写真を撮ろうとしたのだがロープの隙間に潜り込んで体を顕わさない。仕方ないから観察ケースを車まで取りに行き捕獲を試みた。
 大きいのは難なく捕まえたが、その間に中型のクワガタが姿を消してしまった。地上に落下したかと仔細に探したが見つからなかった。小型の二匹はロープの隙間に入り込み捕獲できない。仕方なくロープを解いて捕獲撮影した。中型のサイズが欠けて残念だけれど、結果として名前は判明しないから捕獲しても同じことだろう…と負け惜しみで納得。
   集まる理由が不明       種類が不明  

野生と言えども

2015-07-18 | 小父のお隣さん
 台風11号の強風圏内に入り風雨が激しくなった時間帯、イソヒヨドリのさえずりが近くで続いている。「何事か…」と窓越しに周囲を見渡すと、窓下の玄関の小屋根に一羽、向かいの家の窓枠に1羽がいる。色彩が異なるからオスとメスか、あるいは親鳥と巣立った子鳥なのか判別は出来ないものの、風雨を避けているのだけは理解できた。
 時折、羽毛を逆だてて毛繕いをしているが飛び立つ気配もない。向かいの家と言えども何時もならカメラを出す前に飛び立ってしまうのだが気配も見せずとどまったままだ。心置きなく撮影出来ると思ったものの、雨脚が酷くてシャープな画面には全くならなかった。カメラでの再生画像は特徴ある色彩が判ったけれどPCに取り込んだ画像ではモノクロみたいな出来栄えでがっかり。
 話は違って、このイソヒヨドリ、今期は周辺に二世帯が居る。昨年までは一世帯だったが、さえずりだけを聞いているとツバメもスズメも影が薄い。数日前の事、ツバメが群れて騒ぐしスズメも一緒に騒ぎ、そのうえイソヒヨドリが聞いたことのない鳴き声を出している。三者で喧嘩かと道路に出たら植え込みの中から野良猫が逃げていった。猫やカラスに対してツバメが集団で対応しているのは日常茶飯事だけれど、三種類の鳥が猫に警戒して鳴き騒ぐのは初めての経験である。「それがどうした?」と言われれば引っ込むだけでしかないけれど…。

*棚田無残

2015-07-17 | 小人閑居して憮然
       ヌタ場なる棚田に舞うやアカトンボ

       食み荒らし千切れ穂となる稲起こす

       夜這う猪今朝も穂株を失えり

       ヌタくって泥白きなる猪の道

今日のトンボ「丸型眉斑」

2015-07-16 | 小父のお隣さん
 水見回りすると追い立てられたように飛び立つトンボはマユタテアカネばかりだ。経験的な事だが羽化する種は時期がまとまっている。種の存続のためのサイクルだから当たり前の事なのだろう。
 「馬鹿の一つ覚え」で「丸型眉班はマユタテアカネ」と定義している小生には「三角眉班」があると「フリーズ状態」で再起動しても復旧しない。それどころか二枚の写真のトンボは丸型眉班だったのだが腹部の模様が異なる。胸の黒筋は似ているからマユタテと思いたいのだけれど「アカネ色」でないから、ここでもフリーズする。図鑑を開いたりネットの写真と照合しても成果を得られない事が多い。それでもぼやきつつ検索するのは「暇つぶし」に近いのだろうが、いわゆる「照才不明」というやつ・・・。
                  

水路の段差工

2015-07-15 | 水辺環境の保全
 刈り払い作業が滞っている。すぐにでも刈り払いを始めたいのだが水辺の具合も気になる。抜歯直後なので長時間作業は止め、短時間で済む段差工を実施する。
 新たに湛水できた池からの排水と林道からの排水が合わさって流れる水路は幅が狭く洗掘される一方だ。その浸食を少しでも弱めて生物の定着を促そうと幅を広げ段差工を施す。もう少し丁寧に実施したかったのだが「とりあえず1年」保てれば、その間にきちんと始末しよう等と不埒な考えでインスタントの算段で三段の段差を設える。まあ、無いよりはずーとましなのだ。
 ここも越境作業なので少々の加工でも事前の了解が必要だし事後報告では関係性を損なう。お隣同士だから、あの国やかの国のようなやり方は信義則に反する。

自動カメラ

2015-07-14 | 感じるままの回り道
 梅雨の中休み、水辺構造のトラブルが心配で水見回りをしてきた。予想に反して隣沢からの送水は保たれていてほっとする。発熱・抜歯後に導水路の再整備なんてことはやりたくない作業だ。
 新たな池周りも増水ラインは出来ていたものの越流もなく、二つの分水池が機能している結果だ。上の池のオーバーフロー部にある落ち込み部に自動カメラが設置してあった。カメラ下部の掲示文を見ると「アライグマの生息調査」だった。その場所にあえて設置した理由は判然としないけれど、設置者自体がなじみがない団体だから彼らも判断がつきかねての結果なのだろうか。
 水辺に足跡は見るし罠で捕獲された個体もいるから生息は周知の事実だが、カメラで撮るより罠で捕る方が里山環境には有難い。

*池守り

2015-07-14 | 性向有毒の翁なれば
     カサスゲを抜くは腰さえ抜けるほど
     コナギ取り握力しぼむ棚田かな
     漏水を止めるに老衰水を差す
     畦塗りやホトケドジョウを塗り込めり
     田水沸くオタマ動けぬ泡の上

整地作業

2015-07-13 | 今日は真面目に
 水辺設えの一環だが周辺整備に入った。堤の突き固めを行いたいけれど数日間の降雨の後では泥遊びになってしまうから棚の肩を平らにして刈り払いや移動時にストレスがないようにした。棚田放棄後に地下の漏水孔のため地盤沈下を起こした耕土の上に土を盛り平坦にしたが、畦の部分だけ盛り上がって差し障るので慣らす。梅雨時の晴れ間、蒸し暑くて汗が噴き出てくる。目にもメガネにも汗が付きまとって不愉快な作業だった。
  作業前      除草      整地終わり

今日のトンボ「キイトトンボ」

2015-07-13 | 小父のお隣さん
 今季3回目になるお目見えだろうか…。キイトトンボやアジアイトトンボなどの小型のイトトンボはどういうわけかシーズンを通して見た事が無い。それでも「シーズン中1回限り」なんて事は少なくなり複数回お目見えしてくれる。一方で、そのことが新たな疑問を産む。「シーズン中に一家系で世代交代しているためか?」。事実は知らないけれど間歇的に観察することから思う疑問だ。それはともかく、変な話だけれど飛翔力の弱弱しい小型のイトトンボ類は「蜻蛉」の字を当てた方が小生の気分に適う。

私が寝てる間に…

2015-07-12 | 小父のお隣さん
 「トロルの攪乱」とも言えるか4日間の発熱の後、抜歯されてしまった。安静中も横になっている訳にもいかず、合間合間にリビングに降りる。カーテン越しにジャコウアゲハが度々訪れているのが視認できた。この雨の中で食い尽くされたウマノスズクサが萌え出したのは見ているから産卵したのは間違いない。
 雨上がりの夕方、ヒトスジシマカに刺されながらウマノスズクサの各株を点検してみる。既に1㎝程の幼虫もいるし新鮮な卵も確認できた。蚊の襲来で歯の傷みより刺された傷みが我慢できずに退散したが、孵化直後の幼虫も撮影出来た。
 何齢幼虫になるのか1㎝程の幼虫も葉を裏返したら威嚇のオレンジ色した突起を出してくる。臭いまで振りまくのか知ってはいないが、何とも可愛い。ところがそのあとが大変で、手足の露出した皮膚に痛痒い場所がたくさんある。これは抜歯の傷みより我慢ならない。蚊の種類が種類だけに、次はデング熱なんて「踏んだり蹴ったり」にならぬよう七夕様にお願いしたかったが済んだ後だ…ハァ!。
  新鮮卵     孵化間もない    威嚇してきた