GITANESを口にくわえるのは、
深く考えている時と、何も考えていない時だ。
2月6日にも書いたが、某雑誌の某所、某コラムは
某大学の某教授が担当している。
今号の内容は、日本人の死因について書かれており
1951年に結核のかわりに脳血管疾患が第1位になったこと、
それが70年代には低下していき、81年にはガンが死因1位になったことなどが
挙げられている。
このコラムの結びが以下のようになっている。
週刊ダイヤモンド 2006/03/04 から引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
(略)
現在、若者の死因第1位が「自殺」というのも悲しい。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
書いた人は「悲しい」と言っているのだから、多分悲しいのだろう。
ところでこの人に尋ねたいのだが、
「若者の死因第1位」が何であれば「悲しくない」のだろうか?
そもそも若い人は、そうでない人と比べると
「あまり病気では死なない」のは誰でも知っている(もちろん不幸にして
病気で亡くなる方もいる)。
かなり乱暴に言えば、「自殺や事故」ぐらいでないと、死なないのだ。
自殺を抜いて第1位に踊り出る可能性があるのは
「交通事故」か「戦死」ぐらいのものだろう。
何が第1位なら、この人(筆者)は「悲しくない」のだろうか?
「病気」か「事故」か「戦死」か?
「自殺」は、関係者にとってはこの上ない悲劇なのは間違いないし、
私も周囲の人をそんな形で失いたくないが、
「若者の死因第1位」が「自殺」だという事実は「平和時の常態」
ではないのだろうか、
なんてちょっとだけ思ってみたが、
コラムの筆者は東大の先生だし、
多分私の感覚が間違っているのだなあ。
※若者とは何歳を指し、自殺の割合が何%か など(私は)調べておりません。
コラムの内容が本当だという前提で書いてしまいました。
東大の先生ごめんね。
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