GITANESの不具合など日常茶飯事だった。
それとは無関係に・・・。
深夜携帯電話が鳴った。
某施設で契約している警備会社からだったのだが、
施設内で自動車が事故を起こしたので、行って欲しい
とのこと。
クルマで20分ほどかけて現場に到着したが、
東京から来たという旅行者が場内で鉄のポールに
クルマをぶつけたという事故だった。
こちらの被害としては、ポールの塗装が一部剥がれただけ。
先方はクルマが凹み、傷もついていた。
待ち構えていた警察官3人と警備会社一人から事情を聞く
間、傍らのドライバーは神妙に俯いて、まった喋らなかった。
ペンキが剥げたぐらいで深夜に呼び出すなよな
と顔見知りの警備員に言ったのだが、事故を起こしたクルマが
レンタカーだったので、どうしても事故をいろんなところに
報告しなければならなかったとのことで、ドライバーは夜中に
私を呼び出してしまったことで益々凹んでいた。
人相はともかくとして、多分よほど私の表情が不機嫌だったの
だろう。そりゃそうだ。
「今度ぶつけたときは、(こっちに被害がなさそうなら)
黙って立ち去ってね。」と軽口を言ったが、
「はあ・・・わかりました・・・申し訳ありません」
と小声の返事のみ。
冗談が通じない心境だったのだろう。かわいそうに。
自宅に帰って、ハードディスクレコーダーに録画している
テレビ番組をDVDにダビングして逃がそうとしたら、
なんと機器が壊れており、ダビングできない状況だった。
買って6年、使用頻度も高かったが、完全地デジ化を前に
機器が自主的に壊れるとは思わなかった。
不具合だらけの夜だった。
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