the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESが吸えればなおいいんだけど。
それとは無関係に・・・。

※今回は特に結論もオチもありません。


それなりの乗降客がある駅に
陽が落ちてから、ちょうど帰宅時間帯
のころがいいのだが。
その時間帯に手ぶらで駅にいる、
あるいは駅の中を歩く というのが
嫌いではない。
嫌いではないどころか、好きな方だ。
理由はわからない。

手ぶらを誤解している人も多いようだ。
両手を空けることが手ぶらなのではない。
「リュック背負って手ぶら」なんてのは
カバンが背中に移動しただけのこと。
必要最小限のモノだけをポケットに
入れて外出している状態を手ぶらという。

必要最小限というのは、私にとっては
スマフォ(スマホってなんですか?)、
財布、ハンカチのことを指す。
これだけならズボンさえ穿いていれば
すべて収納できる。そして、ズボンを
穿かずに外出することは今のところ
ないし、今後もないことを願っている。

その手ぶら状態で駅にいることが
心地いい。
学校帰りで制服のままの人も多く、
もちろんサラリーマンも多い。
待ち合わせだと思われる人も、柱周りや
壁沿いに佇んでいる。
たまに警官もキョキョロしながら
通過する。
お土産を買った様子の人も見かける。
焦った表情で駆け足の人もいて
電話しながら歩いている人も多い。

そういうところで、何もしない自分が
手ぶらで歩いている。
誰も探しておらず、誰も待っていずに
階上の本屋にでも行こうか と
普通の歩幅で歩いている。

その数分の時間が気に入っている。
理由はわからないし分析しない。

ただ気に入っている。





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