第２３５５話「副反応２」

GITANESなど決して吸えないだろう。
それとは無関係に・・・。

（前回続き）
翌日。
平熱近くなっていたので出社。
ところが、これが倦怠感というのか何なのか
わからないが、何事もまったく頭に入らない状況に
気づいた。
締め切りが近づく原稿を眺めても、それがいいのか
悪いのかの判断がまったくつかない。
人の話を聴いてもまったく頭の中で咀嚼できず
どうでもいい雑音にしか聞こえない。
これは仕事どころではないと、昼過ぎに早退。

帰宅後体温３７℃。それほどでもないが
元々発熱に敏感なので結構辛い。
食欲はそんなに落ちていないが、食べていると
すぐに飽きてしまう。
寝袋に入ってソファで転がる。
風邪薬を飲み、眠ったり覚めたり。

夜。
さて入浴はどうしようかと思案。
とりあえず熱を測ってみたら３７．８度。
こりゃ風呂なんか入らない方がいいのだが
さっぱり気持ちよくなったら快方に向かう
可能性もなくはない。
入ってみた。
悪寒がぶり返した。そりゃあそうだよなあと後悔。
白湯を飲んで寝床に入る。
体温３８度。
知らぬ間に寝てしまったが、夜中に何度も起きた。
寒い・暑いを繰り返し、関節痛筋肉痛倦怠感を
自覚する。


早く起床。というより寝ているのに疲れた。
背中が痛い。
熱は３６．７度。
まあまあか。