GITANES嗜好が始まるより前だった。
それとは無関係に・・・。
ふとしたことで、amazon kindleでは
吉祥天女が買えるということがわかった。
猛烈に懐かしかった。
ストーリーはきれいさっぱり忘れてしまったが
何度か読んだことがあった。
多分、大学時代の友人の下宿部屋に
転がっていたのだろう。
吉祥天女/吉田秋生
絵が好きだった記憶がある。
その後にこの作家はバナナフィッシュも
描いたとのことだが、そっちに方には興味が
向かなかった。
とにかくこの友人の部屋にはいろんな
漫画が転がっていた。
柴門ふみの『P.S. 元気です、俊平』も
あった。
最終巻の一つ前が欠けていて、それが
絶望的に歯痒かった。
柴門ふみと言えば東京ラブストーリーも
彼女の作品だそうだが、まったく興味が
なかった。
ただ友人Tの部屋に転がっていたかいなかったか
が「読む・読まない」の理由だった。
「はいからさんが通る」もあったし、
「生徒諸君!」もあった。
「有閑倶楽部」もあったし、これは読んだ。
と、ここまで書いて完全に誤解されている人も
多いと思う。
友人Tは男だ。
少女漫画ばかり転がっていたのではない。
印象的だったもの、その部屋に出入りしなければ
決して手に取らなかったであろうマンガを挙げた
までである。
課長島耕作もあったと思う。
その頃には島耕作の作者・弘兼憲史と前出の
柴門ふみは結婚していたようだが、元々漫画業界に
詳しくない私はそんなことも知らなかった。
マンガではないが、椎名誠の「わしらは怪しい探検隊」
も転がっていて、
(※転がっていて という表現が気になる人も
いるだろうが、本当に転がっていたのだ)
それを読んだ際は、すぐ本屋に向かい
買えるだけの「椎名誠本」を買って帰ったことも
あった。
いや、何を言いたいのかというと
結局、吉祥天女をkindleで買いました
というだけの話なのである。
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