the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESは両手で吸えるのだけど。
それとは無関係に・・・。

サッポロ一番みそラーメン(カップ)に湯を入れ、
さあそろそろ食べるぞ、という段階になって
左肘に激痛が走った。
なんだこれ。

痛い。変な運動や変わった動きもしなかったのに痛い。
冷静になってからいろいろ観察する。
安静にしていれば痛い訳ではない。
ある特定の動きをしたときに傷みが走るということが
わかった。
肘を下に向け、そのまま脇を絞めていく動きをとった
ときに痛い。
これはつまりどういう動きかというと、ラーメンを
箸でとり、そこから口に運んでいく動きそのものだった。
「でも左肘だろ?じゃあ食べるのには何の関係も
ないではないか」と思ったあなた、それは浅はかである。
私は左利きなのだ。

何度も口の前までラーメンを運ぶのだが、口にいれる
寸前に痛みで腕が戻っていく。
この動作を何度も繰り返した。何度やっても痛くて
ラーメンは食べられないのだ。
箸を右手に持ち替えて食べてみたが、やっぱり
まどろっこしい。普通に食べたい。
これが塩ラーメンだったらどうなのか、みそよりは
ちょっと軽いから楽になるんだろうかなどと
いろいろ考えてみたものの、気が紛れるほどの効果も
なく、腕が痛い。

最終的には自分に対して開き直り、
「左肘は痛いのだがそれがどうしたというのだ。
痛かろうがどうしようが、今はラーメンを食べる
のが優先されるのだから、肘などどうでもよろしい。
おりゃ!食うぞ!
と無理やり左腕を動かしラーメンを食べ始める。
すると、確かに痛いのには変わりないのだが、
なんとかラーメンを食べ続けることができる。
多分大したことないことが左肘の付近で発生していて
大したことはないが普通ではないから
動かそうとしたらやっぱり痛いし、でも痛いといっても
微動するにも苦労するという訳でもなく、
痛み < 食べる意思  という感じで
なんとかなりそうで、そして実際なんとかなった訳だ。

少々熱っぽくても会議には出席したり、
喉が枯れて辛くても重要な受け答えはやるし、
というのと同じようなレベルで、サッポロ一番
みそラーメンが痛みを上回ったということだろう。


食後1時間ほど経ち、そういえば肘は?
といろいろな動きをしてみたが、まったくどこにも
何の痛みもなかった。

しかし、あんなに無理してラーメンを食べた経験は
なかった。
そして私はそれほどサッポロ一番みそラーメンが
大好きだ という訳ではないのである。



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