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それとは無関係に・・・。
 





GITANESのスペルが難しいらしい。
それとは無関係に・・・。

誰にでもあると思うのだが、自分にとって
書きやすい漢字と書きにくい漢字があるのでは
なかろうか。
上手とか下手という意味とは少し違っていて
「自分なりに、すんなり・それなりのカタチになる」
文字かどうかということである。
例えば私は昔から「之」という文字を書くのが苦手
だった。ところが随分大人になってから
「ああ、こうすればいいのか」という点に気づき
その結果苦手意識はなくなった。
叔母の前でその文字を書いたとき、
「あら!亡くなったあなたの父が書いたのとそっくりの字!」
とびっくりされた。
一応誉められたのだろう。
ちなみに父方の一族は皆達筆である。

同じように、「也」という文字もある時期から
苦ではなくなった。それなりにコツを覚えたのだ。
「市」という文字は、自覚はなかったものの
他人から見た私の「市」はかなりバランスが悪かったようだ。
20歳前だったか、父に
「お前の『市』は、上の(二画目の)横棒が短すぎる。
だから不細工になる」と指摘された。
ああそうか。それ以降はそれなりに普通の文字になった。


さて、今でも、どう書いても不細工になる文字がある。
「流」という文字だ。これが難しい。
頭でっかちになったり、フワフワ浮ついた文字になり
足元が安定しなくなったりする。どうやっても
うまくいかない。手本を見てもなぜかうまくいかないものだ。

それと「交」という文字。
これも難しい。
脚が長すぎたり、股を開き過ぎたりしてしまうのだ。

だからもう、「交流」ということばを書くときなど
絶望的にダメになる。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


と、ここまでを読んだところで実際にペンを取り
「自分はどうなんだろう?」と、交流 を書いてみた人。
あなたはきっといい人だ。
いや理由はないけどなんとなく。



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