今回は、「 (17) 衆宝観音 (しゅうほうかんのん)」を描きました。
羅刹の難を救う観音様です。一人でも祈れば他の人も救われるという教えです。衆宝は宝がたくさんあると言う意味です。「もし百千万億の衆生ありて、宝を求めんがために大海に入るに、たとい黒風のその船紡を吹いて羅刹鬼の国に瓢堕せしむとも、その中に、もし、ないし一人の観世音菩薩の名を称するものあらは、みな羅刹の難を解脱することを得ん」とあります。財宝は私の心の中の宝、つまり仏性を意味しております。
衆宝とは財宝の事です。
福徳出世のご利益がありお金が貯まるという珍しい観音様です。
⑰衆宝観音 三十三観音の一つ。 衆宝とは、衆生が求めてやまない財宝の事です。 右手を石に置き、左手を立て膝の上に置く特異な観音様です。 3個の蓮華のうち、未開の蓮華は、未だこの世に姿を現さない我々の状態を、半開の蓮華は、現世に生きる私たちを。 全開の蓮華は完成された人格が表現されています。 この観音様を信仰すれば、財宝がたまり、福徳を授けられ、出世が叶うと言われる観音様です。 |
毎日母のものを片づけています。なんでもきちんと整理して取ってあるので、ついつい見たりよんだり…。なかなか進まないです。
したっけ。