年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ノロウィルス

2010年11月25日 | 築地市場にて
ノロウィルスの遺伝子の解析で感染経路が解るため、今の試食販売の形態が事故を恐れて減りつつあるという。通常は試食の商品に蓋をして、試食の時に蓋を開けるように指導してゆくらしい。一時貝類からノロによる食中毒と報道され大被害を受けた。今ではノロ患者の排せつ物や吐いたものからも伝染することが解り、貝類の報道が少なくなった。正確な知識が伝わらないと思わぬ風評被害を受ける事がある。数年前の韓国の国会議員が中国から韓国へ輸入したキムチの問題で騒いだが結局一番被害を受けたのは日本のキムチ業者で韓国内のキムチ産業を保護する事とはならなかった。韓国から日本へ来るキムチが減り日本産と表示しているキムチが売れた。日本にも韓国人がキムチを作っている所もあるのだ。日本でも韓国でも国会議員は漬物のことをよく知らない。
コメント
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