築地を去って、コロナで引篭る前は家族と柴犬の送迎運転手として午前中ス-パ-へ行っていた。そこにはかっての成功体験で店舗作りがなされていた。
今のESG投資から考えてもおかしな商品が多数ある。例えば寿司の盛り合わせの仕切りにプラスチックが使われている。買い物袋の削減を声高に宣伝しているが昔は仕切りに本物の笹とかの植物を使っていた。
売り込みの方から、消費者目線に替わるとおかしな商品が多い。テレビのワイドショ-で刺し身とか魚などが大きなプラスチックの皿に入れてあったものをス-パ-の店内で小袋に入れ替え、皿を店のごみ箱に入れていて、その行為を批判していた。しかし、皿は食べられないのでいずれ燃えるごみとなる。店による行為がごみを増やす。様々な販売行為が今では環境問題からおかしいと思う。昔は酒屋へとっくりをもって買いに行っていた。醤油も同様だ。ごみを出さないと同時にごみの量も少なかった。いつの間にかGNP信仰から成長は良いとなり、ごみを出すことに抵抗が無くなった。江戸時代の仕事でゴミ拾いの仕事が多数あった。河村瑞賢の逸話の中で捨てられたワラジを集め、壁土に塗り込める材料としたとか夏のお盆の野菜で出来た牛馬の残骸が海岸に流れ着き、漬物としたという話もある。さらに樽が足りなかったので棺桶に漬けたという落ちもある。この中で不謹慎とみなされた行為も瑞賢は子供に収集を頼んだという。大人は迷信を信じているので当時でも出来なかったようだ。高齢シングル単身世帯はごみの量の削減をいつも考えている。特にエレベ-タ-のない二階以上の住まいの老人がごみを出す行為が罰ゲ-ムのような感じがする。さらに自分の出したごみがカラスに散らかされ、天罰と感じる。