年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

鰯の群れの方向転換

2025年01月24日 | 宅老のグチ
水族館で鰯の群れが方向転換した時、キラキラ感がある。鰯の漢字は魚偏に弱いという字を当てる。多くの鰯は他の魚類の食物連鎖の最下等の餌になる。実際に養殖用の餌でもある。江戸時代の外房海岸は関西の綿花栽培の魚肥ともなっていた。上方から昇り荷で酒等が運ばれ、帰り荷で干し鰯が運ばれる。
どんな国の歴史でも名の無い下層民が存在する。時には下層から武力で上昇することがあるが稀である。その理由は記録が無いことと、多くの歴史記述は権力を得た人たちの正統の記述となる。多数決の原理は民主主義の原則だが情報操作の誘導の技術が進歩していて、今は紙媒体の新聞が落ち目で、さらにテレビという絵が見える媒体も編集という作業で加工されていることを知るようになった。そこからダイレクト情報がネットの世界で生まれたのだが、デスプレイに表示できる事項が少なく、上位に出る事項が関心があるように設定されている。この仕組みを悪用され、ホームぺ―ジ作成業者は宣伝文句に上位に出るテクニックを営業宣伝としている。ここには真実ということではない。この結果で顧客に周知され、売り上げが上がれば正当な宣伝となる。勝てば官軍、負ければ賊軍となる。
 1月20日にアメリカ大統領が交代した。近来にない権力・支持を受けているが賞味期限は2年しかない。どうも取引の相手となっている中国はアメリカの基本精神と合致しない国で波乱はある。この状況から日本の指導者は鰯の群れの一員でどこまでも付いてゆくのか離れるのかは運任せとなっている。
 アメリカは結局強権の国で、それで落ち目である。軍事力は平和であれば無駄金となる。
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