越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

オミナエシ(女郎花)

2009-08-28 05:49:19 | 山野草(黄花)
【オミナエシ(女郎花) 】
野草:オミナエシ科 オミナエシ属
花期:7月~10月
別名:オミナメシ

秋の七草でおなじみで「女郎花」と書かれますが、「女郎」は女の意味。エシはメシ(飯)が転じたとか。小さなご飯粒のような花を表しています。 オトコエシ(男郎花)は白い花を咲かせます。



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ブナの実

2009-08-27 20:47:47 | 山野草(その他)
【ブナの実】
落葉高木:ブナ科
別名:シロブナ、ソバグリ

蕎麦の実に形が似ているためか、地域によってはソバグリと呼ばれている。あくがなく、そのまま食べることができるおいしい実である。ぶなの実が、森に棲む多くの動物や昆虫の命を支えている。特に、ネズミやリスはブナの実を冬に備えて土に埋めて蓄える貯食行動をとることが知られている。そして、食べ忘れた種子が春に発芽する。また、ブナは毎年同じように結実するわけではない。不作の年と豊作の年とをはっきりさせている。果実は数年に一度よく実るが、実の少ない年のほうが多い。

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カンアオイ(寒葵)

2009-08-27 20:46:24 | 山野草(その他)
【カンアオイ(寒葵)】
野草:ウマノスズクサ科カンアオイ属
花期:10月~2月

カンアオイは名前のとおり寒い冬の時期に花を咲かせ、葉の形が徳川家の葵の御紋に似ていることが名前の由来になっている。この花は仲間を代表するような名前がついており、カントウアオイの別名もあるように、関東地方を中心に近畿地方東部まで分布している。秋の終わりから咲き始め春先まで咲いているため、春先スミレなどを探しに出かけると林の下でよく見かける。

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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)

2009-08-27 20:39:37 | 山野草(白花)
【カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)】
野草:ユキノシタ科アジサイ属
花期:6月~7月

装飾花である白い花穂がピラミッド状(長円錐状)となる アジサイ(紫陽花) の大型品種で、秋には葉が紅葉するユキノシタ科アジサイ属の耐寒性落葉低木です。 葉は切れ込みがあり、葉が柏に似ているのでこの名があります。長い花穂はとても豪華で、一般のアジサイにはない魅力を持っています。最近園芸店などで見かけることが多くなり、植栽も増えてきたように思います。


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ガマズミ(鎌酸実・莢ずみ)

2009-08-27 20:33:06 | 山野草(白花)
【ガマズミ(鎌酸実・莢ずみ)】
野草(落葉低木):スイカズラ科 ガマズミ属
花期:4月~5月

ガマズミは日本全国に分布する落葉低木で萌芽再生力が高いので、コバノガマズミと同様に二次林によく出てくる種である。果実は稔ると甘酸っぱく、果実酒などにも使われる。和名のガマズミの由来に関しては、よくわからないらしい。「神つ実」であるという説もあります。




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カワミドリ(河碧)

2009-08-26 20:05:35 | 山野草(青・紫花)
【カワミドリ(河碧) 】
野草:シソ科 カワミドリ属
花期:8月~10月

山地の草地や林縁に生える多年草で、高さ40~100センチ。全体に特有の香気がある。葉は広卵形~卵心形、鋸歯があり、先は尖る。
枝先に多数の花からなる長さ5~15センチの花穂をつける。花冠は唇形で紅紫色、雄しべ4個が長く突き出る。

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カニコウモリ (蟹蝙蝠)

2009-08-26 06:42:29 | 山野草(黄花)
【カニコウモリ (蟹蝙蝠) 】
野草:キク科コウモリソウ属
花期:8月~9月
名前の由来:名前の由来…葉の形が蟹の甲羅に似ているからカニコウモリ。

しばしば群生する植物で、花の咲いている姿は遠目に見ると地面近くに降る白い雨のように見えます。茎の先に円錐花序状に頭花を多数つけますが、それぞれの頭花は3~5個の筒状花からなり、その先は5裂してそり返ります。また花柱の先も開花時には分かれて反曲します。カニコウモリという名前はユニークですが、その意味は葉の形がカニの甲羅に似ているコウモリソウだそうです。ではコウモリソウの名の由来はというと、葉の形がコウモリの翼に似ているからだとか。

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キクイモ(菊芋)

2009-08-25 20:46:01 | 山野草(黄花)
【キクイモ(菊芋) 】
野草:キク科ヒマワリ属
花期:9月~10月
別名:アメリカいも、ぶたいも

北アメリカ原産の帰化植物で、繁殖力が強く、やせた土地でも良く育つため、群生しているのをよく見ることが出来ます。秋になると、1,5mから2,5m程にもなる茎の先端に、黄色い花を付けます。花が終わる頃に、地下茎がふくらみ始め、茎が枯れる頃に採集します。独特の食感が楽しめるキクイモです。

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カラスノエンドウ(烏野豌豆)

2009-08-25 20:33:52 | 山野草(赤・ピンク花)
【カラスノエンドウ(烏野豌豆) 】
野草:マメ科 ソラマメ属
花期:3月~6月

道路わきの空き地や畑の端などの草原、山麓などの日当たりのよい場所に育つ越年生のつる草で、秋に芽生えて冬を越し、春になると急激に伸び、葉の先端は巻きひげとなって付け根からは蜜を分泌する。
草丈は大きいものは1.5m程になり、葉は8から16枚、先端は三つに分かれた巻きひげ状になる。



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キツネノボタン (狐の牡丹)

2009-08-24 06:00:27 | 山野草(黄花)
【キツネノボタン (狐の牡丹)】
野草:キンポウゲ科 キンポウゲ属
花期:4月~7月
別名:コンペイトウグサ

野原に生え、葉がボタンを思わせるのでキツネノボタンと呼びます。春先、水田のあぜや溝のそばなど湿り気のある場所に普通に見られる野草です。黄色い花と金ペイ糖のような果実が特徴です。草全体に有毒成分を含んでいます。食べた場合には口内炎、胃腸炎、血便などの症状を起こします。



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第二部 冷夕谷(つべただに)で出合った花たち

2009-08-23 05:56:48 | 日記
【有峰湖:冷夕谷(つべただに)遊歩道散策】
2009年8月22日(土)

『第1部 !!熊との遭遇!!』
『第2部 山麓で見つけた花たち』

冷夕谷(つべただに)遊歩道で出合った花を紹介いたします。

◎アキギリ(秋桐)シソ科


◎オトギリソウ(弟切草) オトギリソウ科


◎シロツリフネソウ(釣船草)ツリフネソウ科


◎シロツリフネソウとツリフネソウ


◎ヌスビトハギ(盗人萩) マメ科


◎ヤマオダマキ(山苧環) キンポウゲ科


◎ヒレハリソウ(鰭披璃草) ムラサキ科⇒生薬名 コンフリー


◎ソバナ (蕎麦菜) キキョウ科


◎クロバナヒキオコシ(黒花引起こし) シソ科


その他 アキノキリンソウ、キンミズヒキ、ギンリュウソウ、タニタデ、テンニンソウ、ノギラン、トチの実など・・・
最後に変わったキノコを見つけました。まるで水槽の中の珊瑚を見ているような光景でした。

◎ツノマタタケ  アカキクラゲ科
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キソチドリ(木曽千鳥)

2009-08-22 23:15:19 | 山野草(緑・茶花)
【キソチドリ(木曽千鳥) 】
高山:ユリ科ツレサギソウ属
花期:7月~8月

丈20〜30cmほどの多年草。 茎の下部に一枚大きな楕円形の葉が付く。 長さ6cmほど。 花は茎の上部に10個ほどがややまばらに付く。 亜高山帯の樹林下などで見られる。側面から見たら唇弁は細長く下方に伸びている。距はそれより長く後上方に伸びており、側弁の先端は上に曲がっています。



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有峰湖:冷夕谷(つべただに)遊歩道散策

2009-08-22 23:14:37 | 日記
【有峰湖:冷夕谷(つべただに)遊歩道散策】
2009年8月22日(土)
歩道:3.5km 所要時間:2時間

!!熊との遭遇!!

『第1部 !!熊との遭遇!!』
『第2部 山麓で見つけた花たち』

冷夕谷キャンプ場手前の冷夕谷(地図:現在地)から冷夕谷遊歩道の入口からゆるい坂を登って遊歩道を進んで行くとミズナラや白樺、ブナ、トチ、ミズバショウが出迎えてくれます。途中木の間から有峰湖をへだてて立山や薬師岳を見ることが出来ます。カラマツの林近くでT字路にあたり左に折れ、なだらかな下り坂を降りれば林道湖西線に出ます。林道を来た方向に戻り、キャンプ場を散策し元に戻りました。


◎遊歩道入口の案内板


◎途中展望台より見た有峰湖と薬師岳


◎ブナの木


◎スタート地点に戻ったところ(冷夕谷遊歩道入口=地図:現在地)でツキノワグマ(月の輪熊)と遭遇(約20m)しました。


ここで散策終了。車に戻って折立方面に変更しました。・・・鈴とラジオは鳴らしていましたが、これ以上林の中には入れませんでした(~_~;)。

◎不動谷ゲート付近で見た薬師岳(望遠で撮影)山頂に4~5名の登山人が見えます。


◎ダムサイト上の展望台より有峰湖を撮る。奥に見えるのが宝来島です。


◎折立の薬師岳登山口


◎帰り道に出会った ヤマドリ のメス


◎8/23 追加 その後の熊さん(ピンボケですが)
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オウレン(黄連)

2009-08-22 18:25:36 | 山野草(白花)
【オウレン(黄連)】
野草:キンポウゲ科 オウレン属
花期:3月~4月

春、細長く伸びた茶色い茎先に白花を咲かせる耐寒性多年草です。白い花弁のように見えるのは萼で、本当の花は細い紐状のものです。雌雄異種です。細根を除いて乾燥させ、さらに残った細根を焼いて根茎だけにしたものが漢方薬の「黄連」という生薬になります。それから、「黄連湯」や「三黄瀉心湯」等の方剤に使います。


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ギョウジャニンニク(行者大蒜)

2009-08-22 16:44:03 | 山野草(白花)
【ギョウジャニンニク(行者大蒜)】
野草:ユリ科ネギ属
花期:6月~7月
名前の由来:深山で修行する山岳信仰の行者たちが、荒行に耐える強壮薬として、全草に強いニンニク臭のあるこの草を食べたことから「行者にんにく」の名がつけられました。

深山の林下に生える多年草です。ニンニクのような強い臭気がありますが,茹でて酢みそ和えにして食べるとおいしいです。葉は 2,3 枚つき,初夏になりますと花茎を50cmぐらいにのばして、その先端に白い小花を球状につけ、後に実を結びます。ネギ坊主状についた種子がはじけて、その周辺に新しい若芽がでて増えていきます。

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