昨日は七夕でした。茨城県では夕方から青空が広がり、北東から爽やかな風が吹いてきました。明るい上弦の月が輝くため天の川の観察は厳しいものの、七夕の夜は夜空を見上げにどこかへ出かけたくなります。昨夜、アパートに戻ってから急遽予定を変更して、当日夜に自宅に戻り(金曜は自宅での在宅勤務に変更)、自宅へ戻る途中に桜川市の雨引観音に立ち寄り、水中花のライトアップを見学することにしました。
夕食と片付けを終えてから友部のアパートを出発。加波山西側の雨引観音までは自動車で約40分の距離です。ライトアップは21時まで行っているので余裕で見学が可能です。山を登る途中、数多くの帰りの車とすれ違いました。到着は20時を過ぎていたのでお客さんもかなり減り、静かな雰囲気で楽しめそうです。
山門をくぐり階段を登ります。階段の上には赤い仁王門がライトアップ。7月1日の日中に訪れた時とは違った幻想的な雰囲気に包まれています。
ほとんど終わってしまった紫陽花に彩られた石段を登り、色彩鮮やかな仁王門に到着
仁王門の先の手水舎。昨日も紫陽花が浮かんでいました。
多宝塔と本堂も淡くライトアップ(鮮明に写りません)
そして目的の水中花。ライトアップされて鮮やかに浮かび上がります。
ハート型の水中花をズーム。ヒマワリに彩られた紫陽花の中で鴨がお休み中。
隣の弁天堂もライトアップされています。瓢箪ランプが輝きます。右側の瓢箪は孔雀の姿でしょうか。
そして、メインイベントの弁天池の水中花。色彩のグラデーションを楽しめます。ここにも鴨がいました。
刻々と色合いが変化します
ライトアップされた水中花は昼間とは違った美しさがあります
弁天池の先から振り返ります。正面に弁天堂。手前ではアヒルが泳いでいました。
ライトアップされた水中花とアヒル。絵になります。
水中花のライトアップを見学後は、瓢箪ランプを見学します。
地面に置かれたランプが境内を淡く彩ります
本堂前ではランプの模様が地面に映し出されていました。見事です。
こちらは多宝塔前の記念撮影スポット
真ん中のランプは紫陽花の模様です
境内から南に目を移すと観音堂の先にはうっすらと筑波山の影。上弦の月に照らされているのでしょう。その先には東京都心を遠望します。
筑波山の裾野の先をズーム。東京スカイツリーが肉眼でもはっきりと確認できました。
ちょっとボケてしまいましたが、東京スカイツリーから東京タワーをズーム。非常に暗いためコンデジのオートフォーカスでは暗すぎて焦点が合いません。デジタル一眼を持ち合わせていないため、これが限界です。
真上を見上げると、月明かりの中にたくさんの星が輝いていました。ただし天の川が見えるほどの好条件ではありません。
30分ほどライトアップを見学してから、仁王門を後にして駐車場へ戻ります。
帰りは圏央道の常総ICー久喜白岡IC間が工事で通行止めとなっているため、桜川筑西ICから高速に乗り、北関東自動車道、東北自動車道、圏央道を経由して高尾の自宅へ戻りました。自宅着は22時40分と遅くなってしまいました。