昨日から友部駅北側の貨物専用留置線に保線用車両が停車中です。昨日朝はヤマユリを見に行っていたため時間が無く、今朝の通勤時にゆっくり見学してきました。先月6月6日にユニオン建設の保線車両が1週間ほど停まっていた全く同じ場所に、薄いグリーン色のかなり老朽化した車両が停車中です。
先頭車両には東鉄工業(株)の文字
ネットで調べると、機械名称はマルチプルタイタンパーと呼ばれる保線用車両。MTTとかマルタイと呼ばれているそうです。昔はピータと呼ばれる専用のつるはしが使われ人力に頼っていた保線作業も、近年は電動式のタイタンパーが用いられ、作業の正確さや迅速性が高まっています。保線機械の中での「代表的な万能選手」が、このマルチプル・タイタンパー。タンピング(砂利のつき固め)、レベリング(線路の高さの調整)、ライニング(線路の曲がりの修正)を一度に行う大型機械で、1時間に300~500mの保線作業が可能です。(日本民営鉄道協会HPより)。なるほど・・・一度保線作業の現場を見てみたいですね。
そういえば自宅の狭間駅近くの留置線にも、たまに保線車両が停車しています。夜間に保線作業が行われるときには騒音が発生しますとチラシで連絡が入ることがたまにあります。
後方の車両にはPlasser & Theurerの文字。以前停車していたユニオン建設の保線車両と同じオーストリアのプラッサー&トイラー社製です。
後方からも記念に1枚
パンタグラフが無いので、動力はユニオン建設の保線車両と同じディーゼルなのでしょうか・・・
鉄ネタついでにもう一つ。今日の帰り、勝田駅で見かけた「きっぷの芯 差し上げます」のコーナーです。見た感じ切符とは関係なさそう? マニアの方は何に使うのでしょうか? 下に何気なく書かれた注意書き「そこらへんに捨てずに持ち帰って下さい」に思わず爆笑しちゃいました。