ウリパパの日記

自由気ままに・・・

台風10号通過後に高尾山薬王院まで散策 2021.8.8

2021-08-08 18:05:16 | 高尾山・陣馬山

本州の南岸を通過した台風10号は房総半島沖を東に移動中です。八王子では台風外側の雲がかかり、昨夜から47.5mmとまとまった雨量を観測しました。房総半島外房の南東斜面では200mmを超える雨量を記録して土砂災害の危険度が高まって避難指示が出されました。娘の住む館山は内房なので、外房ほどの雨量にはなっていないようです。また台風10号と9号に挟まれた東海地方では高気圧が強まったため記録的な暑さとなり、岐阜県多治見の40.6℃を筆頭に38℃を越える猛暑が続出しました。午後から雨の止んだ八王子は17時頃から薄日が差して、18時近くになって最高気温が30℃を越えてきました。

さて8月8日に訪れた三本槍岳登山の記事の更新が遅れています。昔のように1時間で2~3件の記事を書き上げる集中力が無くなったこと、前日(8月7日)に始めたYAMAPに登山記録を登録済であることから、写真の整理自体が停滞気味。那須から200km以上も先の富士山が鮮明に見えたので、記憶が薄れる前に何とか、できれば明日には記事の登録を考えています。

今日は午前中に雨が続いたこともあり、昼の段階で600歩も歩けていません。7月11日に一旦途切れた12500歩/日の記録を再び途絶えさせたくないので、昼食後に高尾山薬王院まで散策してきました。目的は8月のトクトクブックのスタンプ押印です。この先も天気が悪そうなので、行ける時に行っておかないと月末にアタフタすることになってしまいます。

 

天気が悪かったため清滝駅前は閑散としています。

 

それでもケーブルカー乗り場にはお客さんがちらほら。ケーブルに沿って最短コースで霞台へ向かいます。

 

ケーブル高尾山駅でトクトクブックに8月のスタンプを押します。スタンプの絵柄は花ではなくカブトムシでした。そろそろネタ切れかな・・・それから5~7月のスタンプは撤去されていました。以前の記事で紹介のように、緊急事態宣言下の期間(5~8月分)を押せなかった方は、9月以降に期間限定で設置される「お助けスタンプ」を押せば、来年3月のピンバッジ引換えは有効となるそうです。

 

高尾山駅前広場の様子。天狗焼やビアマウント前も閑散としています。

スタンプを押して戻ると12500歩に届かないので、薬王院までレンゲショマの花を見に行くことにします。1号路を吹く風はやや湿っているものの涼しく、エゾゼミとヒグラシが鳴き競っています。

 

毎回紹介している浄心門手前の切り株です。今日はたくさんのセミに東京2020オリンピックマスコット、それにピカチューの姿も。雨なので傘も準備されていました。

 

男坂と女坂の分岐点。いつも通り男坂を登り女坂を下ります。

 

山門をくぐります。

 

本堂にお参りします

 

大師堂の周囲に植栽されているレンゲショウマを観察

 

まだ蕾も多く8月中旬まで楽しめそうです。

 

帰りに霞台で休憩。江の島から相模湾が見えています。

 

横浜方面です。右端がランドマークタワー。左にはベイブリッジが見えています。東京湾の先にはうっすらと房総半島。

 

海ほたるや東京湾アクアライン(アクアブリッジ)もうっすらと見えています。冬場の天気の良いときには千葉県の街並みや羽田空港へ向かう飛行機も見えるのです。

 

天狗焼きを食べてから1号路を下ります。玉が弾けて咲き始めたタマアジサイが綺麗でした。

高尾山口駅から高尾山薬王院まで往復して12500歩は楽々クリアしました。

 

こちらは昨日夕方に見られた幻日です。今日の夕方も似たような天気で期待しました。しかし昨日よりも雲が少なめで日差しが強く、出現しませんでした。

 

(参考)冬場に高尾山から見える房総半島

高尾山霞台からの遠望(牛久大仏が見えた?) 2020.2.1 - ウリパパの日記

 

 

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日光白根山から前白根山へ(2) コマクサ満開の前白根山 2021.8.5

2021-08-08 08:56:27 | 山登り

日光白根山から次に目指す前白根山までは2km程度。いったん五色沼方面へ下り避難小屋から再び尾根へ登る必要があるため、今までは何となく敬遠していました。今回はコマクサを見たいという明確が目的があるので、足がガクガクになっても雷雨に見舞われても、強い意志は揺らぎません。

 

五色沼への下りは解放感あるお花畑が続きます。五色沼は本当に美しいです。昨年秋に福島県の一切経山から見た神秘的な五色沼を思い出しました。

 

ハナイカリの花

 

ハクサンフウロは満開

 

五色沼へ向かって、マルバタケブキの群生地を下ります。

 

お花畑から樹林帯に入るとバイケイソウの群生地となります。

日光白根山頂から約30分で五色沼避難小屋に到着。ここから再び登りとなります。

 

樹林帯ではイチヤクソウが咲いていました。

 

10分ほどで尾根道に出ると目指す前白根山まであとわずか。

 

前白根山の山頂付近はガレ場となっていて、斜面にはコマクサが生育しています。

 

見事な群生

 

真っ赤なコマクサ

 

 

もともと日光白根山にはコマクサは生育していなかったそうです。前白根山のコマクサは自生種ではなく、植栽されたものか、種を蒔いて繁殖したのか定かではありません。日光白根山ではピンクのコマクサが咲くそうですが、見たことはありません。

 

11時7分、山頂に到着。なだらかな山頂付近でもたくさんのコマクサが咲いていました。

 

同じく山頂付近で見かけた黄色い花。名前が分かりません・・・

 

こちらはヒメシャジン

 

標高2373mの前白根山頂。一時、積雲の中に入り視界不良となりました。10分ほどすると雲が切れて、日光白根山が姿を現しました。

 

五色沼南側の尾根を歩き五色山へ向かいます。

 

ここでもハナイカリの花

 

ハクサンシャクナゲの花が咲き残っていました。

 

五色沼を見下ろします。再び雲が広がってきました。

 

五色山(2379m)付近で雲が切れた瞬間。近くで積乱雲が発達しているらしく雷鳴が聞こえてきました。積乱雲は片品村付近で発達し、白根山の西側を南下中。雷雲直撃は回避できそうですが、急いで下ります。

 

五色沼山北側を下ります。

 

ようやく弥陀ヶ池に到着。

 

バイケイソウの群生地を右手に見て、座禅山には登らずに七色平へ向けて下ります。

 

下山途中でも数多くのイチヤクソウを見かけました。

 

13時15分、無事ロープウエイ山頂駅に戻ってきました。YAMAPの記録を見ると、日光白根山と前白根山での2回の休憩(1時間)を含めて5時間18分。距離は10.2km、高低差は1037m。まずまずのペースでしょう。

 

お客さんが誰もいないレストハウスで休憩後、ロープウエイで下ります。レーダー画像を見ると雷雨のピークは12時前後と推定され、日光白根山では降水がありませんでした。

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日光白根山から前白根山へ(1) トウヤクリンドウ咲く日光白根山 2021.8.5

2021-08-07 15:41:54 | 山登り

一昨日(8月5日) に有給休暇を取得し、一日早い夏休みに突入しました。東京へ戻るまでの2日間は天気も比較的良さそうでなので、2日続けて北関東の山を登ってきました。午後からの雷雲の発生状況が気になるところで、上空の寒気や本州南の熱帯低気圧の動きなどを考慮し、初日は日光白根山から前白根山へ、昨日は那須の三本槍岳を登ってきました。まずは初日の奥日光から紹介します。

一昨日は上空の寒気の影響で早い時間から雷雲の発生が予想されていました。朝5時20分に友部のアパートを出発し、時間節約のため北関東自動車道で宇都宮上三川ICへ向かいます。そこから国道4号、国道119号、日光宇都宮道路、国道120号を経由し、いろは坂を登ります。

 

宇都宮付近は低い雲に覆われていましたが日光付近は快晴。いろは坂の明智平からは雲一つない男体山を見ることができました。行き先を日光白根山から男体山へ変更しようか悩みましたが、男体山の情報(登山路や見られる花)を何も持ち合わせていません。今回の目的は日光白根山のトウヤクリンドウと前白根山に自生するコマクサの花です。また早い時間から積雲の発達が予想され、この時期に眺望だけを楽しみに経験のない山を登るのはリスクが高すぎるので、予定通り丸沼高原へ向かうことにしました。

7時30分に丸沼高原の駐車場に到着しました。既にロープウエイは動いているので早速乗り込みます。ロープウエイの中にYAMAPの案内が掲示されていました。無料で登山地図をダウンロードできるようで、4G LTEのアンテナもしっかりたっていたため思わずダウンロード(笑)。さっそく地図をゲットしました。ずっとスマホを見ていたおかげで周囲の眺望を楽しむ余裕もなく山頂駅に到着しました。

 

ロープウエイ山頂駅から北側の眺望です。正面に武尊山から至仏山にかけて見渡します。武尊山の右奥には谷川岳方面が霞んで見えています。この時期にしてはまずまずでしょう。

 

武尊山をズーム。あと1時間もすれば雲が湧いてくるでしょう。

 

正面にはこれから登る日光白根山。まだ快晴です。

 

ここでインストールしたばかりのYAMAPの設定をONにして出発します(8時4分)。YAMAPでは自動的に登山履歴が記録されるので後から参考になり重宝しそうです。また、スマホで撮った写真も後から登録できるようです。

 

二荒山神社の鳥居をくぐります。

 

暫くは樹林帯の中のなだらかなハイキング。そして七色平への分岐を過ぎると本格的な登山が始まります。カニコウモリの大群生は樹林帯を抜けるまで続きます。

 

樹林帯を向ける直前にダイモンジソウが咲くエリアがあります。昨年8月21日に訪れた時は満開でした。今年は花数が少なかった印象です。

 

ゴゼンタチバナがまだ咲いていました。

 

この黄色い花は? オトギリソウのようにも見えますが花弁の形が違うようです。

 

9時11分、樹林帯を抜けました。山頂はすぐそこですが、ここからが長い。

 

足元に咲く青い花はイワギキョウ?

 

ハンゴンソウも開花

 

ハクサンフウロも満開

 

予想通り9時を過ぎると周囲には積雲が湧いてきました。登山道を振り返ると正面にな錫ヶ岳、左奥には足尾の皇海山、錫ヶ岳の左奥は赤城山。

 

赤城山(黒桧山)の先には、雲の間からうっすらと奥秩父の山々を遠望します。左から甲武信ケ岳、三宝山、国師が岳(北奥千丈岳)、朝日岳、金峰山あたりでしょう。富士山は雲の中に霞んで見えませんでした。この時間で奥秩父が見えるので、朝早く登れば富士山を遠望できたことでしょう。

 

山頂近くに咲くシラネニンジン

 

そして、山頂直下では目的のトウヤクリンドウ(当薬竜胆)に出会うことができました。

 

9時35分、登山道入り口から1時間30分で標高2578mの日光白根山頂に到着しました。

 

二等三角点にタッチ

 

東には中禅寺湖と男体山。雲が沸き上がり眺望を遮ります。

 

トウヤクリンドウの群生

 

足元に五色沼、その先には前白根山から五色山にかけての稜線。今回はこの稜線を周回予定です。

 

コバルトブルーの五色沼をズーム

 

北側の眺望を見るために場所を移動します。山頂近くに咲くマルバタケブキ。

 

日光白根山の北斜面を見下ろします。手前に見えるのは弥陀ヶ池。その左が座禅山。座禅山の先には菅沼。早速YAMAPの地図で確認すると、この2つの湖は八角堂付近の狭いエリアでつながっていることがわかりました。今まで左側の湖は丸沼と思い込んでいました(汗)。

 

しばらくすると、雲がきれて遠くに尾瀬の燧ケ岳が姿を現しました。

 

関東最高峰の日光白根山(標高2578m)から東北最高峰の燧ケ岳(標高2356m)をズーム

 

再び積雲が湧きあがり、周囲の眺望を遮ります。

 

山頂で30分ほど休憩後、10時8分に前白根山へ向けて出発。初めて訪れる山で、目的はコマクサの花です。

山頂直下に咲くコオニユリにアゲハチョウがとまっていました(続く)

 

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コバギボウシ、キツネノカミソリ、ミソハギ満開のビオトープ天神の里 2021.8.4

2021-08-04 19:34:15 | 茨城県

今日は茨城県での在宅勤務。昨日は笠間で珍しく熱帯夜を観測し今朝も23.9℃までしか下がりません。水戸では2日連続の熱帯夜となりました。日中の散歩はシンドイので、朝の涼しい時間帯に友部周辺を散策。目標の12500歩を歩いてきました。今朝のルートは友部→宍戸→ビオトープ天神の里→友部と約1時間30分のコースです。

昨夜から茨城県では小さな地震が頻発しています。今朝も散策中の5時33分に震度3の揺れ。M6.0と比較的大きかったので、これが一連の地震の本震と推定します。震源の位置から東日本大震災の余震と考えられます。午後にも何度か揺れを感じました。茨城県で暮らしていると、震度3~4の揺れにはあまり驚かなくなりました。

 

水田の稲穂は順調に成長しています。

 

ビオトープ天神の里に到着。斜面にはキツネカミソリのオレンジ色の花が見えています。

 

まずはメダカンボの里へ階段を下ります。

 

斜面にはナツズイセンが咲いています。

 

キツネノカミソリの群生

 

天神の里ではこの一画に自生しているようです。

 

キツネノカミソリの先にはコバギボウシが群生。見頃です。

 

木道沿いでも至る所で見頃を迎えています。

 

メダカンボの里にやってきました。ノカンゾウが咲いています。

 

オモダカの花

メダカンボの里ではカワセミの姿を見かけました。自宅近くの川に生息するカワセミと違い足音に敏感なようで、そっと近寄ると飛び去ってしまうことが数回。カメラにおさめることが出来ません。

 

こちらでもコバギボウシが満開。

 

今がピークのようです。

 

帰りに、東側のホタルの里にも立ち寄ってみました。木道沿いのミソハギが満開です。

 

この花は開花期間が長く、7月から9月まで楽しめます。

 

ミソハギは、お墓やご仏壇に供える盆花としても知られています。

 

天神の里近くの雑木林で見かけたアゲハチョウ。ヤブミョウガの花にとまっているようです。

 

友部付近では立派な栗が実っています。あと一か月暑さを乗り切れば、収穫の時期を迎えます。

 

夕方に、アパート近くのスーパー(最近リニューアルオープン)へ食材の買い足しに行ってきました。そこで見かけた重さ60kgのスイカです。自分の体重とほぼ同じ重量に驚き。非売品です。展示が終わったらどうするのでしょう・・・

 

今日は連休前最後の勤務でした。明日は有給休暇を取得し、涼しい山へ出かける予定です。そして明後日からは夏休みとなり、緊急事態宣言発令中の東京へ戻ります。茨城県でも県南西部を中心に感染者急増中でクラスターも多発。昨日、緊急事態宣言の発令を大井川知事が国に要請しました。茨城県では独自の緊急事態宣言が6日から19日まで出される予定です。個人的にはワクチン接種を2回完了し2週間以上経過していますが、感染拡大中のデルタ株は感染力が強く、自分が知らない間にキャリアになって他人へ感染させるリスクはゼロではありません。感染予防の基本を徹底し、移動はすべて一人で車を利用、山でも周囲に人がいるところではマスクを装着してソーシャルディスタンスを今まで以上に確保すればリスクは限りなく小さくできると考えています。

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JR高尾駅開業120周年 2021.8.1

2021-08-01 10:18:51 | 電車

昨日記事の後半で紹介したように、今日8月1日にJR高尾駅は開業120年を迎えました。入場券を購入すると記念品がもらえるそうなので、今朝、朝食後に高尾駅へ向かいました。

 

8時40分に高尾駅北口に到着。みどりの窓口の前には昨日とは違い花が飾られ、120周年をお祝いする準備が整っていました。9時の営業開始まで少し待つことにします。

 

券売機の横には開業120周年を祝う掲示

 

発車案内版にもテロップが流れます

 

記念品配布まであと10分です

 

9時にゲットした記念品。缶バッジは天狗か駅舎から選択。駅舎を購入。そして入場券買うと記念台紙が付いてきました。

 

ホーム内部の改札口近くのカウントダウンです。昨日は残り1日と表示されていましたが、今日は無くなっていました。

 

昨日紹介した橋上通路の横断幕は撤去が始まっていました。早すぎです。次が控えているのでしょう。

 

最後に京王線ホームから見下ろした高尾駅の駅舎。ホームの屋根に隠れて屋根しか見えません。

昨日紹介のように、高尾駅では南北自由通路整備事業が進められています。あと3~4年もすれば近代的に駅に生まれ変わることでしょう。

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