ウリパパの日記

自由気ままに・・・

片倉城跡公園のマヤラン見頃、ヤマユリ開花 2022.7.9

2022-07-10 09:47:50 | 自然

昨日の午前中、歯医者の帰りに片倉城跡公園を散策してきました。1週間前にちらほら咲き始めたマヤランが見頃を迎え、ヤマユリが開花していました。ほぼ平年並みの開花状況です。

 

山田駅から小比企町の畑地を抜け、北野街道へ下り、片倉つどいの森公園に到着。公園内を探したところ、ヤマユリの花が1輪開花していました。

 

片倉城跡公園へ向かう途中、ねむの木の大木の下を通ります。淡いピンク色の花もそろそろ終盤を迎えていました。

 

まずは奥の沢へ向かいます。先週も紹介したヒヨドリバナ。ようやく開花しました。

 

奥の沢の周辺ではマヤランの花が見頃を迎えています。

 

先週に比べれて花数が増えました。まだ蕾もあるので、しばらく見頃が続きそうです。

 

奥の沢でヤブミョウガが開花。片倉沢周辺には群生していますが、奥の沢では珍しいのでパチリ。

 

奥の沢周辺では数輪のヤマユリが開花していました。

 

本丸広場へ向かう途中でも数多くのマヤランを見かけました。

 

昨年見かけなかった場所でも咲いています。

 

マヤランは7月と9~10月に2度咲きする株もあるようです。昨年の9月8日に片倉城跡公園でマヤランの花を見かけて、本ブログの記事にも掲載しました。

 

片倉沢へ下りる途中の右斜面でも1輪ヤマユリが開花していました。

 

片倉沢で咲き始めたヤマホトトギス

 

彫刻広場近くの池で咲くスイレンの花

 

はす沼南側の民家の庭先ではヤマユリが開花。日当たりが良い南東斜面なので、春先には公園内よりも1週間近く早くカタクリの花が咲きます。立ち入りはできないので、遠くからズーム撮影。

片倉城跡公園では、これからヤマユリの季節を迎え、来月にはキツネノカミソリ、シュロソウ、ウバユリなどが咲き競います。

 

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ヤマユリ咲き始めた高尾山霞台まで散策 2022.7.8

2022-07-09 15:05:09 | 高尾山・陣馬山

台風4号から変わった低気圧が関東の東海上で停滞中です。低気圧は一時的に強まったオホーツク海の高気圧に押し戻さるように北西に進み、一時的に北東からの涼しい空気が関東地方に流れ込んだため先週までの猛暑は影をひそめ、梅雨明け後の戻り梅雨のような過ごしやすい陽気が続いています。

昨日は高尾の自宅で在宅勤務でした。八王子の最高気温は30.9℃と平年より高めですが、日差しが少なく湿度も低めで、蒸し暑さは感じませんでした。少し長めの昼食休憩を頂いて、高尾山の霞台まで散策してトクトクブックのスタンプ(7月)を押してきました。

 

久しぶりに訪れた高尾駅前の大光寺。蓮の花が咲いていました。

裏高尾を散策し、蛇滝口から霞台を目指します。目的の花はまだ咲いていませんでした。今年は6月末から7月初めにかけて記録的猛暑に見舞われましたが、5月から6月前半にかけて気温が低めに経過した影響で、草花の成長は例年より若干遅いようです。蛇滝付近のイワタバコもまだ蕾が見当たらず、開花は7月下旬になりそうです。

 

霞台へ向かう途中、ヤマアジサイが開花していました。

 

別名はサワアジサイ。装飾花の萼片は3~4枚です。

 

アカショウマも咲いていました

 

霞台を見上げると、ヤマユリが開花していました。今年初めて見るヤマユリは、何と高尾山でした。

 

まずは浄心門近くの切り株へ向かいます。手の込んだオブジェです。カエルの表情も可愛いい。ピカチューまでいました。なぜかお賽銭がたくさん置かれていました。

 

1号路を歩いていると、崖下に見慣れない花が咲いていました。

 

久しぶりに見るツチアケビです。ほとんど終盤で、上のほうの花が咲き残っていました。

 

ツチアケビの花をズーム。梅雨時に1号路でたまに見かける腐生植物です。数年ぶりにお目にかかりました。花が終わると赤い実をたくさんぶら下げるので、より目立ちます。

 

スタンプを押しにケーブルカーの高尾山駅に向かいます。途中の斜面でヤマユリが咲いていました。先ほど見上げた花とは別で、このエリアでは2輪開花していました。

 

ケーブル終点の構内に植栽されたヤマユリは元気が良く、すでに数輪開花しています。

 

今月のスタンプを押します。7月の花はキツリフネ。昨日はまだ見かけませんでした。

 

昨日の霞台からの眺望を紹介しておきます。意外と空気が澄み、比較的遠くまで見渡せます。こちらは横浜方面。

 

十一丁目茶屋の横から江の島と相模湾を遠望。うっすら三浦半島まで見えています。その先の房総半島はさすがに認識できません。

 

続いて東京都心方面。

 

東京スカイツリーをズーム。前日夜の茨城県の雨引観音から見た姿に比べると、はるかに近くに見えています。

 

高尾山ビアマウントの開店は13時。早くも入場待ちの行列が出来ていました。

 

こちらは待ち時間ゼロで購入した天狗焼き。1個180円に値上げされていました。原料の高騰で仕方ないですね。この値段以上の価値あります。

 

 

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雨引観音の水中花ライトアップ 2022.7.7

2022-07-08 20:37:43 | 茨城県

昨日は七夕でした。茨城県では夕方から青空が広がり、北東から爽やかな風が吹いてきました。明るい上弦の月が輝くため天の川の観察は厳しいものの、七夕の夜は夜空を見上げにどこかへ出かけたくなります。昨夜、アパートに戻ってから急遽予定を変更して、当日夜に自宅に戻り(金曜は自宅での在宅勤務に変更)、自宅へ戻る途中に桜川市の雨引観音に立ち寄り、水中花のライトアップを見学することにしました。

夕食と片付けを終えてから友部のアパートを出発。加波山西側の雨引観音までは自動車で約40分の距離です。ライトアップは21時まで行っているので余裕で見学が可能です。山を登る途中、数多くの帰りの車とすれ違いました。到着は20時を過ぎていたのでお客さんもかなり減り、静かな雰囲気で楽しめそうです。

 

山門をくぐり階段を登ります。階段の上には赤い仁王門がライトアップ。7月1日の日中に訪れた時とは違った幻想的な雰囲気に包まれています。

 

ほとんど終わってしまった紫陽花に彩られた石段を登り、色彩鮮やかな仁王門に到着

 

仁王門の先の手水舎。昨日も紫陽花が浮かんでいました。

 

多宝塔と本堂も淡くライトアップ(鮮明に写りません)

 

そして目的の水中花。ライトアップされて鮮やかに浮かび上がります。

 

ハート型の水中花をズーム。ヒマワリに彩られた紫陽花の中で鴨がお休み中。

 

隣の弁天堂もライトアップされています。瓢箪ランプが輝きます。右側の瓢箪は孔雀の姿でしょうか。

 

そして、メインイベントの弁天池の水中花。色彩のグラデーションを楽しめます。ここにも鴨がいました。

 

刻々と色合いが変化します

 

ライトアップされた水中花は昼間とは違った美しさがあります

 

弁天池の先から振り返ります。正面に弁天堂。手前ではアヒルが泳いでいました。

 

ライトアップされた水中花とアヒル。絵になります。

 

水中花のライトアップを見学後は、瓢箪ランプを見学します。

地面に置かれたランプが境内を淡く彩ります

 

本堂前ではランプの模様が地面に映し出されていました。見事です。

 

こちらは多宝塔前の記念撮影スポット

 

真ん中のランプは紫陽花の模様です

 

境内から南に目を移すと観音堂の先にはうっすらと筑波山の影。上弦の月に照らされているのでしょう。その先には東京都心を遠望します。

 

筑波山の裾野の先をズーム。東京スカイツリーが肉眼でもはっきりと確認できました。

 

ちょっとボケてしまいましたが、東京スカイツリーから東京タワーをズーム。非常に暗いためコンデジのオートフォーカスでは暗すぎて焦点が合いません。デジタル一眼を持ち合わせていないため、これが限界です。

真上を見上げると、月明かりの中にたくさんの星が輝いていました。ただし天の川が見えるほどの好条件ではありません。

 

30分ほどライトアップを見学してから、仁王門を後にして駐車場へ戻ります。

帰りは圏央道の常総ICー久喜白岡IC間が工事で通行止めとなっているため、桜川筑西ICから高速に乗り、北関東自動車道、東北自動車道、圏央道を経由して高尾の自宅へ戻りました。自宅着は22時40分と遅くなってしまいました。

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桐生市の山上の多宝塔と常広寺 2022.7.1

2022-07-05 20:11:10 | 群馬県

先週金曜日、霧降高原でニッコウキスゲの群落を見てから高尾の自宅へ向かいました。当初は国道119号から宇都宮で国道4号バイバスに乗り五霞ICまで南下して圏央道で戻る予定でした。しかし、いつも同じコースで少し飽きてきたので、別ルートを検討。奥日光から金精峠を越えて片品村、沼田経由で関越自動車道で戻るルートが思いつきますが、ちょっと時間がかかりそう。そこで、今まで利用したことのない足尾から大間々へ抜ける国道122号を利用してみることにしました。このルートは大正解。予想以上に快適で常時60~80km/hで走行、信号もほとんどありません。途中、足尾の街や草木湖など見所がありますが今回はパスします。その代わり、信号待ちでググって出てきた桐生市の山上の多重塔に立ち寄ることにしました。北関東自動車道の伊勢崎ICへ向かう途中に位置します。

桐生といえば、当日全国最高の40.4℃を観測したことを後で知りました。そして伊勢崎は全国2位の40.3℃。狙って訪れたわけではありませんが、20℃以下の霧降高原、22~23℃の日光から下ってくると、完全に別世界でした。窓から吹き込む風は熱風です。

目的の山上の多宝塔は、雄大な赤城山を目の前に見る丘の上に佇んでいました。確かに山の上です。しかし、周りには何もありません。

 

説明によると、この塔婆(石造三重塔)は通称、山上の多重塔と呼ばれ、国指定重要文化財です。平安時代初期の延暦20年に僧の道輪によって建てられた供養塔です。塔には安楽と平和を願う45の文字が刻まれ、当時の仏教文化を知る上で大変貴重な遺産となっています。桐生市のHPから説明文を引用します。

通称、山上の多重塔は、形式上では塔婆・石造三層塔といわれます。塔身の三層の部分は一石で造りだされています。高さは1.85メートルで、下層は幅48センチメートルで垂直に立ち上がり、中層と上層は「八」の字状に造られています。それぞれの塔身には朱が塗られ、45 の文字が刻まれています。読み方は、上層から右廻りに中層・下層と読みます。そして、基壇と基礎ならびに笠石は塔身の朱を強調するように墨が塗られているのがわかります。
刻字の内容は、「朝廷や衆生(しゅじょう)などのため、小師の道輪が法華経を安置する塔を建てた。これで、無間(むげん)(八大地獄のうちの阿鼻地獄)の苦難より救われ、安楽を得て彼岸(悟りの境地)へ行ける」というものです。延暦20年(801)7月17日に建てられたこの供養塔は、平安時代初期の地方における仏教文化史上、重要な石造物のため全国的に知られています。(引用終わり)

 

平安時代の石塔は立派な施設の中にあり風雨から守られています。長い間、冬場の赤城おろしにさらされてきたのでしょう。風化してほとんどの文字は読めません。西側の中段には、右から輪、延、暦と刻まれているそうです。輪は何となくわかります。

 

北側の上段は、神、祇、父、母の4文字、中段は甘、年、七。上段の母も読めます。

 

南面の上、中段をズーム。中段の小、師、道はそれらしく読み取れました。

 

 

 

 

石造三重塔の外(東側)にも石像がたっています。

 

もう一度全景を撮影。

 

赤城山の全景。左から、荒山、地蔵岳、駒ヶ岳、黒檜山でしょうか。。。

 

地蔵岳から黒檜山をズームします。

 

続いて、石造多宝塔へ向かう途中に道を間違って訪れた常広寺を紹介しておきます。多宝塔から1kmほど離れた場所の山上城跡公園の麓にあります。

 

常広寺の山門

 

江戸の地名名づけの里と刻まれた石柱、山上郷右衛門ゆかりの寺と彫られた石碑。いずれも新しそうです。説明が無いので経緯はよくわかりませんが、江戸の地名名づけの里の詳細を知りたいところです。ネット情報によると、江戸黎明期に江戸に行った常広寺の和尚が請われて江戸各地の名前を付けたとか???

常広寺の正式名は曹洞宗赤城山天正院常廣寺。開山時期は、焼失により定かではなく、山上城の廃城後と考えられています。院号が天正であることから安土・桃山時代と推定されています。

 

ん?  山門の先のこれは何?

 

山門をくぐり、左手に弁財天堂があります。桐生市の市指定重要文化財となっています。桐生市のHPによると、弁財天堂は七尺(約2.1メートル)方一間造りで、向拝柱につく木鼻や紅梁の上の欄間には、精巧な彫刻が施されています。天井には流麗な弁財天の天井絵があります。そして堂宇には狩野派の流れをくむといわれる法橋永春による雲龍の図が描かれています。そして弁財天堂の左奥の石灯籠は奇妙な形をしています。

 

なかなか見ごたえある彫刻です。歴史を感じます。弁財天の天井絵は残念ながら見ることができません。

 

山門の先の右側には鐘楼。こちらは比較的新しそうです。

 

本堂前にやってきました。左側には石柱と獅子の像

 

こちらは七福神の石板

 

本堂右手には、蓮華葉に座った一葉観世音菩薩、仏様?の頭、そして道元禅師の像が並んでいました。

本堂の裏手は工事中でしたが、ちらっと拝見します。

 

本堂から続く本殿。その手前には本堂から八雲大龍神にかけて龍神橋が渡されていました。

 

帰りに山上城跡公園の本丸跡広場を訪れてみました。(おしまい)

 

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興福寺のイワタバコと片倉城跡公園のマヤラン開花 2022.7.2

2022-07-03 08:52:40 | 自然

昨日はやや雲が多く、連日続いた猛暑は一服しました。それでも東京都心では8日連続猛暑日を観測して2015年と並んで最長タイ記録をとなりました。39℃超えの観測地点は無かったものの、長野県上田市の38.8℃は観測史上1位の値を更新しました。KDDIの通信障害の影響で八王子のAMEDAS気温は検索できない状況です。体感的には35℃には届いていない印象です。

この1週間の猛暑で庭の芝生に雑草が生い茂り、昨日は朝から庭仕事です。そして虫の死骸がへばりつた茨城往復用の車の洗車、新しい眼鏡を作りに眼鏡屋さんへ出かけたりと暑さの中フル回転です。そして午後から空き時間ができたので、自宅近くの興福寺と片倉城跡公園へ出かけてきました。先週蕾が膨らんでいたヤマユリが開花したのではないかと期待しましたが、まだ蕾のままでした。ヤマユリの開花はもう少し先になりそうです。その一方、興福寺の池の石垣ではイワタバコが咲き始めていました。

 

例年より若干早い開花です。

 

お寺の横木の門近くではノウゼンカズラが咲き始め

 

ヤマユリの開花はもう少し先になりそうです

 

水車の前で咲き始めた半夏生。夏至から数えて11日目の7月2日から七夕(7月7日)頃までの5日間を半夏生と呼びますが、この植物とは全く関係無いようです。

 

道端で見つけたユリ。オニユリでしょうか。

 

 

こちらはヤブカンゾウ

 

続いて片倉城跡公園へ向かいます。暑いので狭間駅から京王片倉駅までは往復ともに電車を利用します。

 

真夏の太陽が照り付ける彫刻広場

 

奥の沢ではヒヨドリバナの蕾が膨らんできました

 

奥の沢ではマヤランの蕾が膨らんでいました。昨年とは別な場所です。一方、昨年群生していた場所では、まだ芽が出ていません。

 

 

草地の中で咲き始めたマヤラン

 

例年より若干早い開花です。

昨日はイワタバコとマヤランの開花を確認できました。一方、ヤマユリは片倉城跡公園でも咲いていません。今週は暑さも一服して雨も予想されています。真夏日から解放される日もありそうです。ヤマユリの開花はほぼ平年並みの7月中旬となりそうです。

 

 

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ニッコウキスゲ満開の霧降高原キスゲ平園地 2022.7.1.

2022-07-02 18:38:22 | 栃木県

雨引観音の水中花を見てから日光へ向かいます。前日のキスゲ平園地のHP情報に、500段より下で見頃、500段より上では5分咲きと掲載されていました。異常な暑さ続きのため平年以上に開花のスピードが早い様子で、小丸山山頂近くの草原でも見頃を迎えていることを期待して、車を走らせます。しかし上空の天気が不安定で、日光方面には積乱雲が発達中。霧降高原に到着すると、赤薙山から女峰山方面には灰色の雲が立ち込めています。レーダー画像を見ると、ちょうどキスゲ平園地の西側で急速に積乱雲が発達中で、一雨あるかもしれません。

 

ニッコウキスゲが見頃を迎えているため、いつもと違い大勢のお客さんが訪れています。下から見上げるとニッコウキスゲの黄色い花が草原いっぱいに開花している様子がわかります。しかし小丸山方面の雲行きが怪しい状況です。雷雲の通過には30分かかりそう。でも雷鳴が聞こえないので出発することにします。

 

300段近く階段を登り散策路を歩くと、ニッコウキスゲが満開です。正面は小丸山。

 

振り返ると、こちらにもニッコウキスゲが満開

 

500段近く登ると、階段沿いの視界が開けます。小丸山山麓の斜面も一面オレンジ色に染まっています。

 

赤トンボが飛び交っています

ここで雨がぽつぽつ降り始め、積乱雲の北の端がかかり始めたようです。降りが強まってきたため、混雑が予想される避難小屋ではなく、その手前で園地から一旦出て、シロヤシオの森で20分ほど雨宿りしました。

 

積乱雲が通過して雨が小やみになってから散策再開です。雨に濡れるニッコウキスゲ。正面の草原は一面オレンジ色に染まっています。今年は花数が多いようです。

 

雲が切れて青空が見えてきました

 

青空が広がった瞬間。見事な景色が広がります

 

ヤグルマソウが咲き始めていました

 

二つ目の展望デッキからニッコウキスゲの群生地を見下ろします。正面にはうっすらと高原山を遠望します。

 

ニッコウキスゲ満開の斜面をズーム

 

標高1500m付近がピークのようです

 

雨に濡れたカラマツソウ

 

標高1582mの小丸山展望台からの眺望。正面に高原山、その左奥に男鹿山塊を遠望します。

 

小丸山山頂付近でもニッコウキスゲが開花しています

 

山頂に咲くアカショウマ

 

回転扉から外に出て、標高1610mの小丸山にやってきました。正面は標高2010.5mの赤薙山です。雨もあがり、天気は小康状態です。

 

山頂ではコメツツジが咲き始め

 

天気が安定してきたので、ゆっくりと階段を下ります。

再び展望デッキからニッコウキスゲの群生を見下ろします

 

下側の展望デッキから見上げます。斜面がオレンジ色に染まります

 

咲き乱れるニッコウキスゲをズーム

 

遊歩道から見上げます。想像以上の花の密度に圧倒されます。周囲に柵を設置して鹿の食害から守り、地道な補植活動によりこここまで素晴らしい群生地を作り上げてきたのでしょう。いつもは霧の季節に訪れるので、ここまで素晴らしい景色に巡り合えたのは初めてです。

 

再びトンボをズーム

 

再び日差しが戻り、湿度が上がってきました。気温は20℃前後で猛暑にうだる下界とは違って快適です。

 

最後にニッコウキスゲの花をズーム

昨日は一雨あって開花が促進されたことでしょう。今日のキスゲ園地のHPには「園内全体で見頃です!」と掲載されていました。雨に降られましたが、ちょうどベストなタイミングで訪れることができました。

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雨引観音の紫陽花と水中花 2022.7.1

2022-07-01 22:22:14 | 茨城県

今日は昨日以上に厳しい暑さに見舞われました。群馬県桐生で40.4℃、伊勢崎40.3℃、山梨県勝沼40.2℃、埼玉県鳩山町40.1℃、熊谷と岐阜県多治見で40℃とAMEDAS6地点で40℃を超えました。茨城県でも西部の古河で39.3℃を観測しています。

この暑さの中、今日の午前中はアパートでの在宅勤務でした。早朝4時前に起床し、4時30分から仕事を開始。気温が上がる9時に終了。日中の暑さに耐えられそうにないので午後は休暇を取得することにしました。そこでまず向かった先は、桜川市の雨引観音です。今日からアジサイを池に浮かべる水中花のイベントが始まったためです。

 

午前中の早い時間だったため駐車場は比較的空いていました。黒門と呼ばれる山門をくぐります。社号標は雨引山楽法寺。

 

アジサイの咲く石の階段を登ります。

 

アジサイ園から山門を見下ろします。

 

階段右手の鐘楼周辺は日当たりが良いため、紫陽花は既に見頃を過ぎていました。早すぎる真夏の訪れのため、今年の紫陽花は元気がありません。

 

色彩鮮やかで彫刻が美しい仁王門にやってきました。例年、周辺の紫陽花とのコラボが美しい場所なのです。今年の紫陽花は花が少なく元気がありません。

 

仁王門は建長6年(西暦1254年)に宗尊親王が建立。天和2年(西暦1628年)に十四世堯長が再建したものです。茨城県の文化財に指定されています。

 

天井画に描かれた登り龍

 

仁王門の先にある手水舎に浮かぶ紫陽花

 

横からもパチリ。とても勇ましい龍です

 

階段を登り、本堂(観音堂)から多宝塔方面へ向かうと小さな池があります。

池に浮かぶハート型の水中花

 

手前の水中花は紫陽花の花びらがくるくる回っています。アヒルさんは、あまりの暑さのためか日陰でお昼寝中?

 

となりの弁天池は、水中花が埋め尽くします

 

今年からヒマワリと菊?も仲間入りしてカラフルになりました。これは、何が描かれているのでしょう。

 

ヒマワリと菊の中に鴨がいます。一生懸命、何かを突っついているようです。虫でもいるのかな?

 

隣には和傘と紫陽花。アジサイが終わってしまい残念。

 

六角堂の扉が開いていたので、お賽銭をあげてお参りします。雨引観音のHPによると、この建物の本尊薬師如来は、享保8年(1723)徳川八代将軍吉宗公が養女竹姫の眼病平癒祈願のために、仏師円哲に彫刻させた仏像であり、眼病平癒の利益あらたかであると伝えられています。その左側の不動明王像は、永享10年(1438)将軍足利義教公が関東鎮護の本尊として謹刻させ、当山に納めたものです。

雨引観音の正式名称は雨引山楽法寺。用明天皇2年(587年)梁の国人の法輪独守居士によって開かれました。厄除延命安産子育の霊験あらたかな延命観世音菩薩(国指定重要文化財)を本尊佛として祀られています。坂東観音霊場第二十四番札所の名刹でもあります。ここには多くのお堂がありますが、今まで何度も訪れているので、今日は紫陽花と水中花を見て終了としました (しかも、とっても暑い)

 

今日も暑い中、孔雀さんが大活躍でした。

 

多宝堂裏手の山の中腹から筑波山を遠望

 

女体山と男体山をズーム

 

紫陽花を見ながら下山します

 

雨引観音の紫陽花はほとんど萎れていました。日陰では何とか咲き残っています。

今週末は大勢のお客さんで賑わいそうです。

続いて、90km先の霧降高原(キスゲ平園地)へ向かいます。

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