カニ旅の始まりは、丹後半島一周から。
小学校の修学旅行以来、来た事がなかった天橋立。
股のぞきをしてみたかったが、ここは素通りして伊根へ向かう。
北近畿丹後鉄道の列車。
晴れているかと思えば、雨がポツポツ・・・。
変な天気だが、これが日本海側の天気なんだろうか。
重要伝統的建造物群保存地区の伊根浦「舟屋の里」へやって来た。
舟屋を見るには海側から・・・というキャッチコピーにひかれて、
1周30分ほどの遊覧船に乗ることに。
生簀だろうか?カモメがたくさん集まっている。
放水で虹ができていた。
漁から戻って来た船か?
こちらも、おこぼれにあずかろうとカモメが飛び回っていた。
豊饒の海なんだ。
朝日に輝く舟屋は、明治13年から昭和25年まで続いたブリ景気で
多くが瓦葺の二階建てに建て替わった。
海側に舟屋や土蔵が建ち、幅員4mの道路を挟んで主屋が建っている。
東西と北の三方を山に囲まれた入り江にある伊根地区。
現在230棟の舟屋が残り、350世帯の人々が暮らしているという。
望遠で覗けば、家の中まで見れそう。
プライバシーを守るようにとの注意書きもあった。
小高い丘の上に、道の駅「舟屋の里伊根」があり、そこから伊根湾が一望できる。
あぁ~、ここからなら湾の東西が見渡せ、遠いが建物もよく見える。
遊覧船に乗らなくても、ここから見ればいいんだ。
道の駅には、観光案内所が併設されており、ここで詳しい情報を教えてもらい、
桜並木が続く海沿いの道を経ケ岬灯台へ向かう。
きっと桜の頃は、美しいだろう。