串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

七釜温泉「あかね荘」

2010年12月16日 | 宿-関西

浜坂市内から少し離れた田園地帯にある「七釜(しちかま)温泉」。

数軒ある宿も大きなものではなく、温泉街という感じではない。

あかね荘は、ネットでもすこぶる評判が良いので楽しみにしていた。

ロビー左手、ソファーに置かれたクッションを見て驚いた。

鮮やかな戸塚刺繍のクッションカバー。

大女将のお手製。

刺繍、少しかじった事のある私、針の技術の素晴らしさに驚いた。

とても根気がいる刺繍。
女将業の合間にこれを作られたとは・・・恐れ入りました。

部屋は2階に4室のみ。

この日は、3室のみ使用されていた。

10畳間にコタツが置かれ、広縁の椅子には、これも女将手製のカバーがかかる。

洗面台はあるが、トイレはなくて共同。

冷蔵庫はなく、ポットも電気ポットではない。

私が必要な三種の神器は、どれもない。 

そういえば、部屋にティッシュペーパーがなかった。
今時、珍しい。

1階の浴室は、内湯のみで男女別。

2組の宿泊客なら、一風呂づつ貸切対応になるらしいが、
この日は、我々と2組ながら片方は、一行6名様の男女の小団体。

 

5~6人は入れるだろう湯船に、源泉は左奥の足元から注がれる。

湯船で42~43度ぐらいはあろうか、結構熱く、びしっと体にくる湯だ。

香りはほとんどなく、わずかな塩分を感じる。

加水・加温なしの源泉掛け流し。
冬場はいいが、夏には熱くて加水しなくちゃ入れないかも。

い~ぃ湯だった。

半身浴をしている時の方が多かったが、ヒザがめちゃくちゃ調子良い。

いつもなんらかの違和感を感じている私のヒザや腰の調子がいい。

今更ながら温泉の効能に驚く。