串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

七釜温泉へ

2010年12月15日 | 旅-関西

丹後半島から県道11号線を通り、山陰を走る国道178号線に出る。

ジオパークに選定された海岸線、きれいだ。

今子浦にある「かえる島」に寄ってみた。

「かえる島」は、祈願岩。

かつて、北前船で航海に出た男達が無事帰る事を、この島に祈願したという。

今は「何かがかえる」という願掛け島になっているらしい。

波打ち際に三脚を立て写真を撮る人影。

余部の鉄橋を過ぎて、少し走ると国道沿いに湧き水「妙見水」を見つける。

飲んでみると、なんだかドブ臭い。

コップも用意されているのだが、ちょっとこの水を汲む気にはならず
行く前からチェックしておいた「不老の水」を探す事にした。

よく整備されている「香住青年会議所」の皆さん、ごめんなさい。

その場所を見つけるのには、少々、苦労した。

地元の人に聞くと、「不老の・・・、そんな、いい名前が付いているのかい。」と、
笑いながら親切に教えていただいた。

少し進むと、測量中の人達に遇い、渋々通してもらいながら到着。

落ち葉に覆われた岩肌から水がしみ出している。

下の看板の「だつくり」は、何の意味だろう?

お地蔵様が祭られ、古くから地元の人に愛されている水なんだろう。

でも、民家があった場所からはかなり離れていて、歩いて汲みに来るには
かなり、時間がかかるのではないだろうか?

少し汲みにくいが、車に積んであったペットボトル30本に有難く頂戴した。

ほんとに狭い林道だと思っていたが、この道は、近畿自然歩道。
日本海を眺めながら歩く道なんだ。

いつも旅の目的の一つでもある「湧水持ち帰り」。
目的を果たせて、宿へと向かう。



今宵の宿、七釜温泉「あかね荘」に到着。