串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

あかね荘の食事

2010年12月17日 | 宿-関西

夕食は1階の食事処で。

部屋に入ると、七輪で、甲羅に入ったカニ味噌が焼かれている。

刺身は、カニ、甘エビ、それにイカ。

前菜は、イカの麹漬け、セコカニの身と外子。
セコカニの内子はおいしいけど、外子は好きじゃない。

酢の物がいい味。

カニ身と大根などの野菜で、酸っぱくなくておいしい味付けだ。

どんと盛られたブランドカニ。

全部、生で食べられる。

足とカブと呼ばれる甲羅の中の部分を焼きカニにする。

足を鍋の中でしゃぶしゃぶ。

味噌をこそげとった中に熱燗のお酒を入れてぐっといただく。

鍋の後はお決まりの雑炊。

雑炊にはうこっけいの卵を溶いていただく。

カニ、ぷりぷりで甘く、私はおいしいと思ったが、ダンナはイマイチのようで首をかしげる。

以前、天橋立の宿で食べた味が忘れられないらしい。

デザートは、りんごのほろほろシャーベット。
部屋でいただく。

ふわっと口の中で溶けてしまうような、おいしいシャーベットだった。

お腹がいっぱいになり、一人一杯のカニも残してしまう。
はぁ、食べられないものだ。

隣室の団体さんは、全部たいらげたのだろうか?

残したカニは、一度冷凍にして、翌日、チェックアウトの時に
野菜と一緒に保冷バックに入れて頂き持ち帰る。

朝食は昨夜と同じ部屋で。

茶碗蒸し、肉じゃが、切干大根の煮付けなど、
味付けがいい大女将手製の料理が並ぶ。

そして、味噌汁はこれだ!

大きいセコカニ1杯。
足の身も内子、外子もしっかりついている。

カレイの一夜干しは、塩加減が丁度良くておいしい。

 食後のコーヒーは、部屋でいただく。

私好みの煎りの深い、おいしいコーヒーだった。

これで宿泊料金が@21,000円。
決して高くはないだろう。

この時期、関西人は「カニ食べに行こう!」と、北陸や山陰へ向かう。
私もその一人になった訳だが、カニ目的の宿泊は、もういいや。

カニ、食べるのが面倒です。
足の3本も食べれば充分かな・・・?

大女将が作られる料理がおいしかった。
カニよりも、そちらをメインで食べたかった。

又、季節を変えて泊まりに行こうと思う。