1月2日の泊まりは佐久平駅前のビジホ。
佐久平駅周辺の車の多さ、賑やかさに。
駅前広場はライトアップ中。
東横インのブルーのネオンとよくマッチして。
そういえば、去年のお正月は小倉のライトアップを見たんだった。
翌日の1月3日、世界遺産登録を目指す富岡製糸場へ。
ここには駐車場がなく、車は少し離れた有料Pに停めて5~10分程歩かなければいけない。
公営Pで30分無料、以後30分毎に100円。
2時間近く居たのでP代は300円かかった。
柱・梁は木、壁はフランス積みのレンガ造りで「木骨レンガ造り」という。
レンガは近くで焼かれたもので、目地には漆喰が使われている。
建設当時日本にはガラスを作る技術がなかったので、ガラスは輸入物だとか。
ゆらゆら揺れて見えるあのガラス。
施設全体が見れる訳ではないので、ちょっと物足りないが、↑の繰糸工場を見て驚いた。
奥行き140m、幅12.3mもある工場だが中央部分には柱は1本もなく、
木組みトラスで屋根を支えている。
操業当時は↑のフランス式操糸器が300機設置された世界最大規模の工場だった。
日本人の身長に合わせて作られたらしいが、全て銅(アカ)製だ。
今、昭和40年以降に設置された自動繰糸機が残されている。
この機械を製造したのは、日産自動車やプリンス自動車と聞いてこれにも驚く。
そういえば、トヨタは紡織機の製造から始まったんだった。
いったい全部で何台残されているのか?
もう使い物にはならないらしい。
これを処分するにはどれだけ費用がかかるのだろう?
処分せずこのまま展示を続ける為にも世界遺産にならなくちゃいけないのだろう・・・か?
いや、この機械がなければただ広いだけの講堂になってしまう。
やはり、富岡製糸場の規模が一目で分かる、これらはそのまま展示すべきだろう。
そうそう、売店で買った「せっけん」、柔らかい泡がこするほどに増えてくる不思議な良品。