木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




今日も暖かな一日でした。
明日もこうあって欲しいものです。
理由はまた明日と言うことで…
さて、写真のモザイク様に見える板材は何でしょう?
木材業者の間では「集成材」とか「積層材」と呼ばれるものです。
写真の材種は「スギ」です。
「赤身」「シラタ」関係なく、ブロックしたものを貼り合わせたものです。
家の内装や作り付け収納などによく使われる材料です。
木目や手触りを楽しむと言うことは期待できません。
ただ、木の性質はあります。
こだわりは捨てて割り切って使います。
2月に取りかかるはずが、すでに1月遅れています。
自分で板を接ぎ合わせて、平面を出している
手間を取る時間がありません。
伊豆の台所は見せるための場所ではありません。
本当はプロの厨房のように、壁、収納戸棚すべて
ステンレス板金でもしたいのですが、それもけっこう値がはります。
かといってベニヤでは作りたくありません、
フラッシュ家具を作る設備もその気にもなりません。
このようなあい矛盾するような自分のまとまらない考えの妥協点が
集成材の使用です。
さあ、来月から取りかかるぞ!

参考までに、集成材の一般的な規格を言うと
長さ4200㎜ 幅500㎜ 厚さ 25㎜または30㎜
長さ厚さは同規格で幅600㎜の2種類が標準です。

材種と1立米(りゅうべい=立方メートル)の単価(参考価格)
パイン 19万円     節ありスギ14.8万円 
タモ  27.5万円   ゴム22.5万円となります。

1枚あたりの計算の仕方は
パインのL4200 W500 T25の例で言うと
㎜をメートル単位に直して掛けてゆきます
190000×4.2×0.5×0.025=9975円となります。
自分で計算してホームセンターと比べてみて下さい。
多分、専門業者の方が安いはずです。

※hpに「第33話…ストーブと煙突の設置」をUPしました。
 主に1月から2月にブログに書いたことですが、ぜひご覧下さい。

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