木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




明け方に雨が降り路面は濡れていました。
走りやすい季節になりました。

さて、私が外食してもったいないなと思う食べ物の
Big 3がカレー、餃子、麻婆豆腐です。
私はアクが強く、食い意地が張っている男なので
外食の万人向けのものでは物足りなく、
自分で作った方が私の舌にあっているからです。
いつも言っているように私がプロに
勝っているわけではありません。
ただ、食の好みと、もちろんお財布の問題もあります。
伊豆への帰省の楽しみの一つが、業務用を模した山荘の
中古厨房機器を使って、料理を大量に作ることです。
もちろん一人で帰っているのですから、
余ったものは、冷凍して磐田に持ち帰ったり、
知人におすそ分けします。
今回はチキンカレーを大量に作りました。

材料をおおざっぱにあげると

<ホールスパイス> 砕いていない丸のままのスパイス。
コリアンダークミン、 
この二つさえあればカレー味になります。
丁字(クローブ)、カルダモンフェンネルナツメグ唐辛子
 ※今回はシナモンステックを切らしていました。

<パウダースパイス> 粉にひいたスパイス
チリパウダーカレー粉
 ※ターメリックも切らしていたのでカレー粉です。
  仕上げや温め直しの時にガラムマサラもあると
  インド的になります?

<生のスパイス>
ショウガニンニク 
※水を加え、ミキサーでピューレにします。

<野菜>
タマネギトマト(今回は写真一番奥の缶詰)

<肉>
鶏の胸肉を皮をはいで、おおぶりのぶつ切り

<調味料>
ウスターソーストマトケチャップ
仕上げにココナツミルク

写真の分量でおよそ2~30食分は作れます。
スパイスはいっぺんにそろえると4~7千円になります。
スーパーの小瓶はいけません。
高すぎます。
ネットで専門業者から取り寄せましょう。
ありがたいことにスパイスに賞味期限はありません。
写真のものはほとんどが2~5年前のものです。
特にホール(丸のまま)のものは、食味の変化もありません。
大航海時代は東南アジアの片隅から
ヨーロッパの食卓に着くのにそれくらいの
時間は要したでしょう?
たいていのスパイスに関しては、賞味期限はナンセンスです。

今回新たに買い足した香辛料はありません。
したがって、今回の出費は900円くらいです。
1食あたり30~50円。
連休の3日間は朝・昼・晩、食べていました。
もちろん飽きることはありません。
それでも寸胴鍋に半分くらい残っています、
冷凍して、伊豆と磐田に半々で置いておきます。
こんなに安くておいしいものはありません。
基本のチキンカレーが出来れば、
アレンジは自由自在です。
季節の野菜を仕上げに加えたり、
挽肉(キーマ)カレーにしてみたり……
皆さんも自分でトライしてみて下さい。
安くて、本格的です。
長文になりました。
調理手順はまた明日と言うことで。

それでは行ってきます。

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