木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




朝、Tシャツとスパッツで玄関に出ると寒いと感じました。
真南の頭上を見上げると冬の星座オリオン座が
はっきりと見えました。
間もなく衣替えです。

さて、私の木工の主役はご存じの通り、木工機械です。
しかし、仕上げには手道具も使います。
先週はノミを紹介したので、
今回はかんなです。
趣味の木工の世界では一大カテゴリーをなす道具です。
その刃物に使われる鋼材。
詳しくは知りませんが、マニアの間では
青紙○号、白紙○号、東郷鋼、スウェーデン鋼…
枚挙にいとまがありません。
次は刃物研ぎに使う砥石。
これも青砥、巣板……などの天然砥石。
また幾多の人造砥石
これもこり出したらきりがありません。
さらに、かんなくずの薄さを競う「削ろう会}

私はそのようなこだわりがあまり好きではなく、
一時はかんなを使うことも遠ざかったいましたが、
今はもっと現実的に仕上げに使えば便利と
割り切って使っています。
透けるようなかんなくずは出せませんが、
仕上げの工程が、少し楽になります。
写真は建具の部材にかんなをかけているところです。

だたし、逆目をうまく仕上げたり、
節だらけの幅広の板を削り上げたりすることは
今も出来ません。
サンダーに頼っています。
それでも十分に木工を楽しんでいます。

それでは行ってきます。

人気ブログランキングへ

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )