木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




台風が東海地方をめがけて進んでいます。
名古屋の方ではすごい水害に見舞われているようですが、
当地方は今のところ平穏を保っています。
しかし、とにかく蒸し暑いのには閉口します。
ランニングのあとの汗が、水風呂に入ってもひきません。
扇風機全開でブログを書いています。

さて、私の木工ですけどはっきり言って
木工機械に支えられています。
プレナー、昇降盤、手押しかんな、角のみ盤等がなければ
私の家具・建具製作は成り立ちません。
では、のこぎり、かんな、ノミなどの伝統的な手道具は
必要ないのか?と言えばこれも必要です。
木工の中では電動機械がどうしても
手(?歯)の及ばない範囲が範囲があります。
角のみが掘り残したほぞ穴の木屑の処理。
ほぞの一部分の書き落としなどなど。
ご覧のように私も手道具も使います。
写真は角のみで、カッターの掘り残しの処理をしてます。
機械に比べ効率は悪いですけど、
この処理なくしては製品はきれいな仕上がりにはなりません。
素人が木工を生業(なりわい)として毎日作業をしている人に
手道具で勝ることは出来ません。
しかし、素人なりに手道具であるかんな、ノミ、のこぎりは
一通りこなせる必要があるのです。

それでは行ってきます。

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