木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




台風の強い影響を当地方は免れたようです。
朝も気まぐれな突風が吹くくらいで、
ランニング中、1滴の雨も当たりませんでした。

さて「働く木工機械」の続編です。
角のみでほぞ穴が掘られたら、
次はそれに適応するほぞの製作になります。
ほぞ取りにはいくつかの方法があります。
師匠の建具屋さんはのこ刃を組み合わせた
専用のほぞ取り機を使います。
普通の木工では昇降盤に付属でついている
ほぞ取りを使います。
私もそうです。
しかし、幅広の木口(こぐち)にほぞをつける時は
外には見えませんが、のこの丸刃が胴付きの内側を
かき取ってしまいます。
今回の建具では幅120ミリの部材にも
ほぞをつけます。
そんな時に登場するのが写真の

-----横切り盤-----です。

数ある(すべて中古)我が工房の中でも
もっとも高額な、文字通りエースです。
これに大竹工房さんのブログで拝見し
まねしたほぞ取りジグを取り付けて加工します。
木工機械を使った作業全般に言えることですが、
テストピースで妥協せずしっかりと寸法を決めることです。
そしたら本番は一気に加工します。
今回も早く正確に出来ました。

さあ、今日は土曜日ですけど半日仕事です。
そして夜は「天下の奇祭」・見付裸祭りです。
長い一日になります。
それでは行ってきます。

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