木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

夏至の朝は、気温19℃、無風で絶好のコンディションですが、

ロードバイクの脚はまったく回ってくれず、根拠の良く分からない「相対的エフォート」という

数字が27になっていました。

普段は40くらい、がんばると60ぐらい出るので、今朝は伊豆疲れと言うことにしておきましょう。

さて、土日の木工をご報告しましょう。

天板は他の6枚の棚板とは違い、10㎜の隙間はあけません。

そのために相欠きという技法を使います。

板をどんなにぴったりに接着しても、やがて隙間ができます。

そこで、ご覧のように接合部を半分ずつ欠きとっておきます。

そうすると木がやせても隙間ができません。

これで土曜日は終了。

日曜日、クランプを外してみると、片方の合印が5㎜ずれてます。

「あーあ、やっちゃた!」

でも、大丈夫たぶん、リカバリできるでしょう。

脚を組むために桟にカンナをかけます。

昨日、伊豆山中は、曇ったりしとしと雨が降ったりでしたが、

カンナをかけるとやっぱりじっとりと汗をかきます。

ほぞの面を取っていきます。

4本の脚には組み違いが起こらないように、クレヨンで合印をしておきます。

「もうお昼の時報放送がなってだいぶたっているよ。」

うん、でも来週塗装をしたいので、組み立てまでやらせて。

ボンドを塗って

筆で伸ばして

組み立て、

このまま今週末まで置きます。

今回の作業で気になったのが、横切り盤で寸法切りやほぞ取りをすると、

切断面に焦げ付きが何回か起こったことです。

外して、フルタ機工さんに研磨に出しましょう。

それでは今週も元気に行きましょう。

 



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