木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝の散歩中はずっと悩んでいました。

もう、1000㎞の月間ノルマを達成したので、練習を休もうか、どうしようか。

しかし、散歩のラストでMayが元気に歩くのを見て、「やろう!」

今朝も気温は26℃ですが、走ると風はさわやか、

また、練習で死んでから2日ほど経つと「超回復」現象が起き、

体が復活していることを経験的に知っています。

走って正解、Mayに感謝です。

さて、昨年来、包丁をヤフオクで落札して再生する楽しみを覚えた私。

同じ刃物、カンナもやってみようと、8月の下旬のとある日、

千円スタートの入札をポチっとしてみました。

そしたらなんとそれがそのまま落札に至ります。

新聞紙で丁寧に梱包された荷をほどくと、

熊谷工務店と刻印されたカンナ、新聞が埼玉県のローカル版があったので、

埼玉県熊谷市の工務店だとべた過ぎますね。

ネットで検索してみたら、熊谷市にはありませんでしたが、

春日部市には熊谷工務店さんがありました。

現場で使い込まれてきたんでしょうね。

カンナ台とそこに当たる刃の部分にガムテープが張られていました。

先週土曜日の巣ごもりの一番の楽しみは、このカンナの再生でした。

しかし、残念なことに皆さんには報告できませんでした。

中砥石で研ぎ進むにつれて、

気が付きました。

(というよりは最初から気になっていました。)

刃裏が切れていて、刃先もギザギザになっています。

これは「裏出し」という作業をやらないとこれ以上は研いでも意味がありません。

そのための道具は伊豆の山荘にあるので、

今回の作業はここまでになりました。

ここにも熊谷と名前が書かれています。

熊谷さんが親方として独立し工務店を立ち上げ、長年使用し、ほぼ使い切ったところで

引退または廃業したのかなと勝手に妄想してます。

そんな研ぎ減りしたカンナ刃なので裏出ししても、あと使える刃先は5~10㎜程度、

それでも削れるようにして、私の残り少ない木工道楽の友にします。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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