木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

朝、散歩の時には今夜中秋の名月になる丸い月がきれいにみえていましたが、

現在はやや雲が広がり、今夜はお月さんも雲隠れすると気象予報士は言っています。

気温は17℃、recovery(回復走)でゆっくり走っていても、肌寒さを感じます。

ぼちぼち、arm coverやleg coverもすることを考える時期です。

さて、8月上旬に完成を目前にして下駄箱の作り直そうと思った理由を

ようやく2作目の完成が見えてきた今なら話せます。

日曜日の午前中は

前日にカンナの裏出しをやり直したカンナの切れ具合を確認してから

抽斗の仕上げです。

ダボを打ち込みます。

カンナで目違いを払い、すべての角に「糸面」を取ります。

最後はサンダーに#240のペーパーをつけて、

逆目や汚れを消していきます。

抽斗の収まりを確認したら、軽トラで水のある山荘の庭に運びます。

サンダーのほこりをふき取り、昼休み。

午後はペンキを塗っていきます。

内側は組み立て前に塗ってあるので、2時間弱で完了です。

こちらが新作、Aとしましょう。

こちらが旧作、Bとします。

Aには引き出しが付く最上段に側板を入れました。

Bはこのことを忘れていました。

それよりも、もっと深刻なのはこの3~4㎜前後の隙間。

ABともに棚板のサイズは幅790㎜、奥行き260㎜で作っているですが、

Bはクランプで組んだ時に、左右に不規則に数ミリずれたようです。

つまり長方形が平行四辺形になってしまったために、

前後、それぞれは790㎜になっているのにずれが生じました。

これが許せず、Aを作り直したのです。

もちろん、棚板を数ミリ大きめに作ってから、

昇降盤と横切り盤を使って、規定寸法に合わせる工夫をしました。

そのため、Bの抽斗と

Aの抽斗は微妙に寸法が違います。

しかし、Bも構造的は丈夫で実用に耐えそうです。

この数ミリの隙間や、抽斗のガタピシ感、

東南アジアの民芸家具のようで味があるとも言えます。

両方使いましょう!

さあ、来週は仕上げ塗装でだまになったところの塗りなおし、

抽斗に引き手をつけて完成です。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 

 

 



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