木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩時はうっすらと晴れていたのですが、今は雲が広がっています。

気温は25℃ですが、そこそこに走れました。

今月、平日で練習を休んだのはたったの1日、順調に距離を重ね、

1100㎞を超えたのは2年ぶりくらいだと思います。

これもオガトレストレッチを復活させた効果だと思います。

さて、週休日に

星野商店から買ってきた

八分の叩きノミを仕込みました。

店主の星野さんの話では、キツネ印は兵庫県三木市の鍛冶屋の登録商標で

大工さんの間では素直な切れ味で使いやすいという評判だそうです。

ノミは柄の割れを防止するために、かつらと呼ばれる冠がついているのですが、

買ってきたばかりは、柄に対してゆるゆるです。

これを一度外します。

これを外して、かつらの内側を丸やすりで減らします。

柄のほうも2~3mm、薄く削ります。

ここを玄翁で叩く「木殺し」(間違っても人殺しとは言いません)をして

かつらを玄翁で叩き込みます。

最初より桂の位置が下がるので、これを「かつらを下げる」といいます。

そしてこれがうまくいけば、溜飲も下がるのですが、

まだやる作業はあります。

金盤でしのぎの反対面を真っ平に研ぐ「裏押し」があります。

そしてしのぎ面を研いでいきます。

新品の八分の叩きノミの仕込み終了。

腕はともかく、この中砥石の薄さが、私の木工歴30年を語っています。

先週、活躍してくれた1寸4分と

1寸の叩きノミも研ぎました。

穴掘りのための叩きノミが3本そろいましたが、

第5土曜日は訓練校は休校です。

なので、伊豆の工房で切れ味を試します。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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