お客様宅へお邪魔した。実に10年ぶりである。
そちらの老夫婦は非常に私を歓待してくれ、まるで夏休みに田舎へ遊びに来た孫のようにアイスコーヒーやおしぼりなど色々と出して頂き、持参した書類も広げられないほどテーブルの上には物で溢れていた。
このような場合、あまり私は手を付けないのだが、横から奥様が笑顔で「どうぞどうぞ」と促して頂くので、少し無理してでも笑顔で頂戴した。ようやくすべてを食べ終わると奥様がテーブルを離れ、隣のキッチンでまた何かの準備をしている。とても有り難いのだが、もうこれ以上は無理だと話を切り上げ席を立とうとした寸前に水羊羹が運ばれて来た。
げぇ!水羊羹!
私はあまり好きではないのだが、真向かいのご主人は美味しそうに食べられているので、遠慮なく頂戴した。
でも私の水羊羹には栗が入っていなかった・・・ご主人のにはあったのに・・・
大変御馳走様でした。
有限会社やな瀬不動産