東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

阿波踊りの旅~鳴門編

2010年09月25日 09時45分00秒 | ひとり旅の話
早いものでもう最終日である。この日の徳島は朝から曇り空で、昨夜の天気予報では午後からの降水確率は40%になっていた。まあ私にとっては全く無縁の話だろう。



これから鳴門まで足を伸ばして「渦潮見学」である。ホテルをチェックアウトし、眉山に別れを告げ、徳島駅から二両編成の高徳線で池谷駅まで行く。乗車時にはバスのように乗車券を取らなければならないシステムのようだ。地元の高校生たちに混じりながら、車窓には別れを惜しむかのように眉山がいつまでも追いかけて来る。眉山を振り切り、池谷駅で鳴門線に乗り換えて鳴門駅に到着。そこからバスに乗り、大塚国際美術館を通り過ぎ、約30分で終点の鳴門公園で下車する。

【下は瀬戸内海でこの左の遊歩道を歩く】

まず最初に今年開館10周年を迎えた「渦の道」へと向かう。遊歩道が今年開通25周年の大鳴門橋の下に併設されており、雄大な鳴門海峡の景色を左右に眺めながら、淡路島方面に450メートル先まで海上散歩出来る。(ちなみに東京に帰った後、横浜ベイブリッジ下のスカイウォークが21年目で赤字の為に閉鎖されるとの記事。頑張って~)



遠くに和歌山県が見える。途中4箇所に設けられたガラス床からは渦上45メートルが覗き込めるが、少し足がすくむ。他の見物客もみんなガラス床を避けて歩く・・・



事前に「潮見」の時間を調べておいた。この日の満潮11時10分に合わせて移動して来たが、時間になってもイメージしていた「グルグルゥ~」にならず、良く見れば渦巻いているって感じだった。後でスタッフさんに確認すると「満潮時は淡路島側で、干潮時は鳴門側で観れる」との事・・・下調べの甘さはいつもの事だ。



その後、東洋一長い「エスカヒル鳴門」のエスカレーターに乗り、展望室から鳴門大橋を一望する。



するとたった二時間余りで観る所が無くなってしまった・・・予定ではここから直接バスで空港入りするつもりだったのだが、まだ出発時刻まで五時間もある。どうしよう・・・とりあえずバスの時刻表を確認しながら、鳴門駅に帰るべきか?徳島駅まで戻るべきか?それとも・・・とあれこれと対策を練った結果、再び徳島駅まで戻り、二時間弱滞在してから空港に向かう事にした。

徳島駅まで約1時間半のバスの旅であったが、車窓を眺めるのが好きな私にとっては程良い時間である。大塚製薬の大きな倉庫や物悲しい海岸線を眺め、「降りるはずだった」徳島空港を通り過ぎ、今朝別れを告げたばかりの眉山に再び出迎えられる。今回実に四回目の阿波おどり会館のお土産コーナーへ行き、事前に調べておいたお薦めのお土産「すだち」「なると金時(さつまいも)」「すだち」「ねじりはちまき」等のお土産を買い込み、ランチを食べて、慌ただしく駅前から再びバスに乗り込み空港へと向かった。

【「彼」のお土産「ドッグヌードル~さぬきうどん」】

【実に怪しげなパッケージ】

空港に到着するとバードストライクの影響で出発が30分遅れるとのアナウンスが流れるが、出発ロビーで放映されていた「阿波おどり」のビデオを食い入るように見ていたので気にもならなかった。ついでにその放映されていたDVDを空港で最後のお土産として購入してしまったが、パッケージがどうにも「そっち系」のDVDに見えてしまう・・・

それにしても阿波踊りを実際に目にしてさらにその素晴らしさに感銘を受けた旅だった。いや~本当に素敵だった。帰ってからこの感動を周りに伝えたのだが、家族を始め、友人も誰も相手にしてくれない・・・世の中ってそんなものだ。だったら一人でもぜってぇ~もう一度行ったるでぇ~と誓いつつ、毎日のようにDVDで踊り方を見て練習しているのであった(おわり)

有限会社やな瀬不動産

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする