東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

お部屋探しを始めよう・その5~申し込みから契約

2015年12月21日 09時35分57秒 | 不動産屋の話~部屋探し

ようやく意を決して物件を決めたら、申し込みである。ちなみに決めたらもう物件を探さないことも大切である。気持ちはよく分かる。でも知らなければ良いことの方が世の中には少なくないと思う。

申し込みの際にはご本人の身分証明(運転免許証や健康保険証、学生さんであれば学生証等)が必要である。また保証人さんの住所・氏名・生年月日・勤務先・年収等の情報を事前に用意しておくと良い。またこれから入学・就職される場合は「合格・内定通知書」が必要な場合がある。特に遠方から来られる場合は、出来ればその日のうちに申込書がすべて埋められるようにすると、煩雑さがかなり軽減される。また業者さんによっては源泉徴収票・入居者全員の顔写真の提出を求められる場合もある。

最近は連帯保証人さんの有無に関わらずほとんど賃貸保証会社との契約(保証料は入居者さんの負担)が必要なので、すべて記入された申込書と身分証明書他の提出と共に保証会社の審査が始まる。ここで承認を受けたら、契約に向けて契約締結日までに必要な書類を揃え、契約金を用意し、契約締結である。

契約書は各社によって様々な仕様の書式を利用している。気になるようであれば契約前にひな形を貰っておくと良い。契約条文は基本的に賃料の支払い期日や支払い方法から、禁止事項、事前に報告しなければならないこと等を確認する必要がある。特に「解約予告の期間」は解約日の一ヶ月前が多いのだが、ごく稀に二ヶ月前~という契約があるので確認が必要である。

また一定期間内の解約は違約金が発生する場合もある。また東京都の住居系での契約の場合は「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書(通称:東京ルール)」が付随する。これは退去時の内装代の負担や設備が壊れた場合の費用負担はどちら(貸主・借主)がするのか?が書かれている。ちなみに年々契約条項が増えているのは、ごくごく一部の「面倒な人たち」に備えての内容であり、ごくごく一般的な常識をお持ちの方であれば問題の無い内容ばかりだと思う。

契約内容に納得したら、契約当日署名・捺印をし、契約金の支払いを済ませれば無事契約完了である。あとは入居に向けてゴーである。頑張って

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


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