元日本ハム投手の工藤幹夫(くどう・みきお)さんが肝不全のため秋田市内の病院で死去した。55歳だった。秋田県立本荘高校から1978年のドラフト2位で日本ハム入団。1982年には20勝4敗で最多勝、最高勝率、ベストナインに輝いた。しかし右肩を痛めて1984年には引退。実働5年で通算30勝22敗、防御率3.74だった。
わずか実働5年間であったが、私にとってはとても思い入れの深い選手の一人だった。それは当時遊んでいたゲームで投げる工藤がとにかく強く、絶対的エースだったからである。きっと最多勝を獲得した1982年のことだったのだろう。そのゲーム自体がどのようなものだったかは覚えていないが・・・
1980年に同じファイターズで新人ながら22勝を上げた木田勇投手の方が世間的には有名だと思うが、私にとって工藤は今も絶対的エースである。合掌・・・