賃料の滞納があった。
携帯にも出ず、貸室の催促状が無くなっていることを見ると、「帰宅はしているものの逃げている」と想像出来る。
賃貸保証会社との契約を締結しているので、事故報告すれば良い話ではあるが、まだ若い入居者さんだけにどうも事務的に処理することが出来ず、あれこれ対策を講じてみるが、一向に連絡は来ないので、最終的に連帯保証人である親御さんへ連絡した結果、数日後には「金銭面」での滞納は解消したものの、今回更新契約も伴っていたので入金後に本人が来社した。それほど暑くは無いのに、額から汗が吹き出し、唇もペンを持つ手も震えている・・・来たくはなかっただろう、会いたくなかっただろう。
ただ以前「逃げなかったね)」や「逃げてはいけない」で書いたように逃げたい気持ちはよく分かるが、嫌なことから逃げてしまうとその後も何かあればきっと逃げてしまうだろう。そんな人をたくさん見て来た。特に年齢が若ければ若いほど心配になる。
これから若いあなたには様々なアクシデントが待ち構えているだろう。そんな時に逃げてしまうのか?逃げずに対処するのか?で将来的に驚くほど差が出るものだ。それがいつか妻や家族を持ち、夫として父親としての対処しなければならない時に、これまでの自分が行って来た対応力が大きくものを言うものだと思う。逃げ癖がつくかつかないのか?あなたの人生においてどれだけ大事なことなのかをよく考えたほうがいい。そして社会人になっても親に面倒を掛ける情けない自分について、今一度深く悔い改めた方がいい。
ただもう二回目は無いからね・・・と言ったのに・・・