先日放映されていた全国高等学校クイズ選手権を久し振りに観た。
アメリカ横断ウルトラクイズの高校生バージョンと勝手に思っていたがタイトルにはウルトラがないのね・・・名物○×クイズの泥が随分優しい仕様になっているんだな~と思いつつ、ふとウルトラクイズを思い出した。
1977年(昭和52年)から1992年(平成4年)まで第16回まで放映され、私にとって年に一度の楽しみだった。また数週に渡って放映されていたので出場者のドラマやキャラクターが色濃く出ていて、感情移入しながら観たものだ。
福留アナの気障な司会、成田空港での出国を賭けたじゃんけん、グアムへ向かう飛行機内での筆記テスト次第でグアムの地を踏めなかったり、砂漠でのばら撒きクイズ等「知力、体力、時の運」が最後の最後までキーとなる壮大な番組だった。解答者が被るウルトラハットは欲しかったな~。放映開始当時11歳の私にとって、難解な問題ばかりであったが、ド派手な演出だけで十二分に楽しめたものだ。
もうこのような番組は出来ないんだろうな。そもそも素人が出演するクイズ番組自体、すっかり目にする事がなくなったし・・・