現在当社の賃貸借契約では保証会社の契約締結を必須としている。
保証料の安いA社と保証料の高いB社を中心に合計数社ほど利用しているのだが、A社は審査が非常に厳しく、審査を通らなかった時に比較的緩いB社で再審査を行っていた。これまでA社の審査が通らなかったことはかなりの確率であり、通るとほぉ~と変な感心をしてしまうのだが、A社の契約者さんの事故率はほとんどなく、B社はちょいちょいある・・・と言ってもそもそも当社の事故(滞納・遅延)率はかなり低いので、あると言っても数える程度で年にして数件レベルである。
本ブログでも何回か登場している若い入居者さんの賃料遅延。彼が最初申し込みをした際に、A社では審査が通らなかった。その時、彼は大学を卒業間近に控えていたのだが、内定を貰っていなかった。結局B社での審査は通過し、契約締結に至ったのだが、彼に「この屈辱を胸に見返してやろうぜ」と言ったのだが・・・入居後にすぐに遅延が始まり、ようやく軌道に乗ったかと思うとまた遅延が始まるを繰り返し、2年前の最初の更新契約も期日が過ぎ、そして今年の2回目の更新も・・・彼が内定を貰えなかった理由が垣間見えた気がする。ベランダには大量のゴミ・・・会社の面接官も保証会社もさすがにプロだなと思った。
それはプロ野球選手の戦力外通告を見る度にまだまだやれるのに?と思うことがあるのだが、戦力外になった選手が再び活躍する様子は残念ながらほとんどないのと似ている・・・と書いていたら、後日彼は・・・(つづく)