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映画「サタデー・ナイト・フィーバー(1977年公開)」を観た。
【解説】公開当時ダンス・ブームという社会現象を起こし、“フィーバー”なる言葉を定着させた、ジョン・トラヴォルタの出世作。ベイ・リッジの町のペンキ屋で働いているトニー・マネロは、日頃のうっぷんを毎週土曜のディスコで晴らしている若者。今日もいつものようにディスコに繰り出して自慢のダンスを披露していた。そんな中、新顔の魅力的な女性をダンスに誘った彼は、今までに踊った事のないような彼女のダンスに驚く。たちまち魅了された彼は、彼女をやがて催されるダンス大会のパートナーとして誘うが……。派手なダンス・シーンばかりが話題になった作品だが、単なるダンス映画ではない。友人の死、異性や友人との人間関係を通して、ある一人の若者の成長を描いた青春映画である。だが監督シルヴェスター・スタローンによる第2作「ステイン・アライブ」には、その要素が大きく欠落していた。
もう41年前の作品で当時私は11歳であったが、これを機に日本に爆発的なディスコブームが巻き起こったことを覚えている。冒頭で19歳のトラボルタの部屋には映画・ロッキーやアル・パチーノ、ファラ・フォーセットのポスターが飾られている。ビージーズの音楽と共にトラボルタがキレッキレのダンスで魅了するのだが、肝心のコンテストのペアダンスが実に地味だった。
価値観の違う二人の嚙み合わない会話は実にじれったく感じたのは、きっと私が彼女自身にそれほど魅力を感じなかったからかも知れない。