山中湖から昼過ぎに東京に戻り、松田聖子のConcert Tour 2018に妻と武道館へ出掛けた。
武道館はいつ以来だろうか?もしかしてKUWATA BANDのFINALライブの1987年以来、約30年ぶりではないだろうか?
その日の東京は山中湖と変わらない涼しい気温だったので、飯田橋駅から徒歩で九段下まで移動。久しぶりの「大きなたまねぎ」を眺めつつ、少し上の世代(と思われる)ファンたちと一緒に大混雑の中を入場する。
椅子席の最後列まで息を切らせながら階段を上る。かなり角度があるのでステージが近くに見える中央席ですぐ後は立見席だった。つまり本公演で椅子席から観る一番遠い観客である。開演間近になると立ち見席を含めぎっしり満席となっていた。
6月に発売されたニューアルバム「Merry-go-round」の一曲目I am dreaming, dreaming of you!!で幕開け。私にとって初めての「生・聖子ちゃん」に感動する。序盤はニューアルバムを中心した編成で途中からアコースティックコーナーに入り、「瞳はダイアモンド」「赤いスイートピー」「秘密の花園」を始め、往年の名曲たちで魅了する。そして終盤になるとぶりっぶりのアイドル衣装に身を包み、「時間の国のアリス~Rock’n Rouge」と続き、「青い珊瑚礁」からメドレーに入ると、まさかまさかの「ハートのイヤリング」に鳥肌が立つ。夏なのに・・・有難う。さらに「渚のバルコニー」の次にあの名曲「マイアミ午前5時」に絶叫しそうになる。
デビュー39周年を迎える聖子ちゃん。彼女の歌声やMC、年齢を感じさせない衣装等・・・永遠のアイドルとしての圧倒的な存在感にただただ魅了された約2時間余りのステージであった。次は是非とも「制服」を聴いてみたいものだ。
ちなみにライブ以降、ずっとニューアルバムを聴き続けている。