映画「ダウン・バイ・ロー(1986年公開)」を観た。
【解説】デビュー作以来の常連ジョン・ルーリーに、監督が敬愛するミュージシャンのトム・ウェイツ、“イタリアのウディ・アレン”ロベルト・ベニーニを迎えたジャームッシュ監督の第3作。刑務所で同房になった3人の男が奇妙な友情で結ばれ、やがて脱獄してそれぞれの道を歩み始める(?)までを独特のユーモアで描く。ウェイツが担当した音楽、ロビー・ミューラーのモノクロ撮影も話題になった人気作。
冒頭の街並みや音楽、映像、主人公を観てどこか「ストレンジャー・ザン・パラダイス」によく似ているな~と思っていたら出演(ジョン・ルーニー)も監督(ジム・ジャームッシュ)も同じだった。
細かいことはさて置いてというスタンスも同じで、淡々とストーリーは進んで行くのだが、今回も好き嫌いがはっきりと分れる作品だろう。またロベルトとニコレットはこの後、本当に夫婦になったそうだ。ちなみに「ダウン・バイ・ロー」とは俗語で気の合う仲間という意味らしい。以上