先日の朝はベッシー・スミスが流れた。
ベッシー・スミス(Bessie Smith, 1894年4月15日 - 1937年9月26日)は、アメリカの黒人女性歌手。テネシー州チャタヌーガ出身。 主に1920年代から1930年代にかけて活躍した歌手の一人。当時の黒人歌手としては大きな成功を収め、「ブルースの女帝」「ブルースの皇后」とも呼ばれた。「建造物を揺るがす」ほどの圧倒的な声量と芳醇な情感を保つ歌唱力で聴衆を魅了し、偉大なブルース・シンガーとして現代でもその人気と名声は語り継がれている。
彼女との出会いは高校時代だった。音楽好きで買い物好きで通販好きの母がジャズのカセットボックスを購入し、その中の一本が彼女のカセットだった。たまたま聴いて圧倒的な声量に魅了され、結婚して実家を離れる時にこっそり「婿入り道具」として一緒に引っ越した。その後カセットテープだけでは物足りず、自らCDを購入して、MDにベスト盤として編集した。建造物を揺るがすほどの声量なので、やはり目覚めは良かった。