先日の新聞記事。
保育園で遊ぶ子供の声が受忍限度を超えた「騒音」に当たるかが争われた訴訟で、近隣住民の賠償や騒音差し止めの請求は棄却したものの、「騒音の程度や事情が変われば異なる判断があり得る」との地裁の判断。記事によると2007年4月に開所後、区に苦情を伝え、2011年に東京都の公害審査会に調停を申し立てしたもののまとまわず、「平穏に生活を送る権利が侵害された」として2012年に提訴したとのこと。
地裁の異例な判断に驚きつつ、ここの園児たちはかなり活発だったのだろうか?申し立てから9年間も経てば当然その園児たちもいない訳なので、この園では9年間に渡り元気いっぱいな園児たちだけを選抜して毎年入園していたのだろうか?
公園での騒音ですら仮処分が決定される時代において、開園が難しい話はよく耳にする。そのため苦肉の策で線路下に開園することが多いのも頷ける話である。この園では園庭の使用時間を平均30分以内に抑えられているそうで、私たちの老後を支えてくれる子供たちの環境が制限されるのは不憫で仕方ない。一日中、24時間賑やかだったら別だけど・・・