先週の休日に鎌ヶ谷で行われたファイターズvsジャイアンツのイースタンリーグ公式戦へ出掛けた。
最初ジャイアンツ球場での観戦を考えていたが、新小岩からだと電車で1時間以上掛かってしまい、あれこれ調べているうちにファイターズの鎌ヶ谷を思い出し、ちょうどジャイアンツ戦だったので、電車で30分掛けて向かった。鎌ヶ谷駅からバスで10分とのことだったが、早めについてしまったので歩いて球場へと向かう。道は非常にシンプルなのだが、途中から森の中を抜ける道となり、ほとんど誰も歩いていない中、地元の方に確認しながら30分で到着。
球場には大谷翔平を始め、ダルビッシュ有、「うちの」中田翔、「うちの」陽岱鋼のタペストリーが誇らしげに飾られている。
開門時間となり、階段を上りると目の前に広がるグラウンド。普段座れないバックネット裏の特等席に腰を下ろす。普段屋根付き・空調完備の東京ドームに慣れてしまっているが、太陽の下での野球は実に気持ちが良く、声援禁止なので球音や選手の声がはっきり聞こえる。知らない選手ばかりだと思いきや、ファイターズの先発は夏の甲子園準優勝投手・吉田輝星がテンポよく速球を投げ込み(動画は2枚目)、一塁には清宮が守り、ジャイアンツは湯浅や重信、香月の顔が並ぶ。さらに監督は阿部慎之助で、三塁コーチは好きだった松本哲也である。のんびりと好プレーに拍手を送り、響き渡る球音を楽しみながら、帰りも徒歩で帰ることにして沿道の直売所で鎌ヶ谷名物の梨を購入して帰宅した。老後の遊び方のひとつの候補として入りそうである。
不甲斐ない試合が続く一軍での戦いぶりは見るに堪えがたいが、勝敗に関わらない試合観戦は実に心地よい。帰宅して二年ぶりの日焼けに満足した休日だった。
【明日9/14(火)~9/15(水)は当社連休となります】