【8/11(日祝)~8/18(日)まで夏休みとさせて頂きます。予約投稿にて】
映画「レッド・スパーロー(2018年公開)」を観た。
【解説】アカデミー賞女優のジェニファー・ローレンスが、「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督と再タッグを組んだスパイサスペンス。元CIA局員という経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説が原作で、捜査対象を美貌で誘惑する「スパロー」と呼ばれる女スパイの活躍を描く。事故でバレリーナになる道を絶たれたドミニカは、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員となり、自らの肉体を使った誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ「スパロー」になるための訓練を受ける。やがて組織の中で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密情報を探っていたCIA捜査官ナッシュに近づくというミッションを与えられる。接近したドミニカとナッシュは互いに惹かれあいながらも、それぞれのキャリアや忠誠心、国家の安全をかけてだまし合いを繰り広げていく。
映画「世界にひとつのプレイブック」映画「パッセンジャー」と同じジェニファー・ローレンスか?と思うほど別人のように思え、映画「SWIMMING POOL」のシャーロット・ランブリングが無表情の女教官を好演。拷問がなかなかエグいのだが、スパローの訓練シーンがあまり登場せず、本人の持って生まれた素質や天性に頼るにはちょっと無理があるように思えた。中盤から両国のスパイたちの探り合いに期待するものの、余計な恋愛関係がストーリー展開の邪魔をする。そもそも英語を喋るロシア人の設定に最後まで違和感だった。
ジェニファーの不要とも思える裸体の披露乱発は嬉しいものの、もっとハニートラップの様々なテクニックを観てみたかった。