【本日は連休最終日。予約投稿にて】
映画「127時間(2010年公開)」を観た。
【解説】登山中の思わぬアクシデントで究極の選択を迫られた若き登山家アーロン・ラルストンのノンフィクションを基に、『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督が映画化した感動的なサバイバル・ドラマ。山中で断崖に腕を挟まれた状態のまま、生と死のはざまで127時間を過ごした登山家を襲う絶望と希望を、圧倒的な映像で描く。『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコが、迫真の演技で登山家を熱演。主人公が見せる生命力の強さに胸を打たれる。
誰ひとり居ない広大なグランドキャニオンで落下した上にさらに岩に腕を挟まれ身動きの取れず、携帯も通じない絶望的な状況での127時間。映画「リミット」と似ている部分はあるが、大きな違いは何と言っても「人の気配がまったくない」点だろう。最初から127時間とゴールが分かっている訳ではない五日間は絶望以外の何ものでもないのだが、この状況での彼の生きる力は、ラストの決断を含め自分には決して真似出来ない。
世界には同様に助けを求めている人が果たしてどれくらいいるんだろうか?と真剣に考えてしまった。