浅草寺のほおずき市に出掛けた。
ほおずき市は別名「四万六千日(しまんろくせんにち)」と呼ばれ、7/10に参拝するとそのご利益は46,000日分(約126年分)に相当するとのこと。ちなみにこの数については「米一升分の米粒の数が46,000粒にあたり、一升と一生をかけた」など諸説がある。2年前にたまたま開催されている時に訪れた事はあったが、開催を確認して訪れるのは初めて・・・いや幼い頃に連れて来て貰ったような・・・最終日当日、終業後に妻と車で向かった。夕暮れのスカイツリーを通り過ぎ、20分程度で浅草寺到着。
境内には外国の方を始め、浴衣姿の参拝客で大賑わいであった。お参りを済ませ、ほおずきを物色する。値段は一律で2500円(配送料は日本全国一律900円)で、ひと枝のものは1000円、枝から落ちたほおずきを小さなカゴに数個入れてくれるものは500円だった。値段が一律であるなら、約120もある露天のどこで購入したらいいものか・・・と悩みつつ、フラフラと歩いていると、開催時間も残り2時間ということもあり、値引きの声が聞こえ出す。
時間的に赤く染まったほおずきは少なかったが、これからバンバン赤くなるとのことでいくつか購入。風鈴が選べるのは楽しいシステムで、両手にほおずきを抱え、祭りで賑わう境内を満足顔でそぞろ歩く。
来年も出掛けたくなる素敵な祭りである。ただそうなると252年分のご利益になってしまう。どうしましょう