先日の新聞に「一筆書きJR1万キロ」の見出しを発見。
これは何だ?と読み進めると・・・途中で経路を折り返すことなく、1度通った駅に行き着かずに最も長いルートを乗り継ぐ「最長片道きっぷの旅」で、今回西九州新幹線の開通により「終点」が佐賀県の江北駅(旧肥前山口駅)から33年ぶりに新大村駅になったことで、鉄道ファンの間で話題になっている記事だった。乗車券は同じ区間や駅を二度通らずにつながっていれば1枚の片道乗車券として発売されるとのこと。
これまでの最長ルートは北海道の宗谷線稚内駅を出発し、九州長崎線の肥前山口駅までの約1万700キロとされていたが、武雄温泉駅に新幹線がつながったことにより、約18キロ延ばすことが出来るそうだ。実際に試すと日数は約1ヶ月は必要となり、乗車券だけでも約9万円掛かり、宿泊代も必要となるそうで、過去に経験した達人たちは「乗り換えだけでも150回以上」「費用は約25万」「片道を確認するため発券に一週間掛かった」とかなり過酷だったそうだが、「きっぷ一枚という圧倒的な存在感。JRの総距離の半分以上に乗れる。地域ごとに雰囲気も多様で、鉄道旅行の楽しみが詰まっている。それが魅力」と述べている。
リタイア後のお楽しみ候補として「東海道五十三次踏破」「お遍路」と共に入れておこうと思うほどの琴線に触れる内容だった。もう少しあれこれ勉強して、計画を練り上げたいものである。