漫画家の中島徳博氏が先月64歳で亡くなった。享年64歳。
私にとって彼はやはり1972~76年に週刊少年ジャンプに連載された野球漫画「アストロ球団」である。すべて読んだことはないのだが、センターの明智球八が 兄・球七を掴んで放り投げホームランを阻止するという衝撃の内容だった。そのイメージは40年以上経過しても野球観戦をしながら「球八がいたらな~(投げられる選手は松本?)」・・・と思うことがあるほどだ。
そう言えば私が幼少時代に野球漫画はよくあったものだ。1971年に放映された「アパッチ野球軍」は、何故か夏休みや正月休みによく再放送されていた記憶がある。不良少年たちに野球を教えて行く内容だった。しかしよく観ていたにも関わらず、あまり覚えていない・・・
熱心に観た野球漫画は、巨人の星も好きだったが、やはり私にとっては侍ジャイアンツである。1973年から放映され、その後も何度も何度も再放送されていた。番場蛮(これで「ばんばばん」と読む)の魔球「ハイジャンプ」「エビ反りハイジャンプ」「大回転」「分身」等にワクワクし、よく真似して投げたものだ。分身魔球(硬球を握りつぶして投げるとボールが分身したように見える投法)はゴムボールで試してもすぐに元に戻ってしまうじゃないかぁ~と言いながら投げていた。
ちょっとまた観たくなった。
そして・・・合掌・・・